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■Lucyみさおの逃亡日記カラコルムハイウェイ編VOL12:食ってやるパートII■
DATE:2005.08.10 カシュガル
REPORT&PHOTO:Lucyみさお
食ってやる。

もうこうなったら何でもかまへん。
とにかく腹いっぱい食えたらそれでええ。

私はホテルの敷地内にあるチャイニーズレストランに飛び込んだ。
案内されたテラス席では中国人と思しきグループが山のような料理とビールをテーブルに積み上げ楽しそうに賑やかにメシを楽しんでいる。

幸いメニューは漢字の横に英語でも書かれていた。
これやったらなんとなくわかる。
あれも食いたいこれも食いたい。
しかし、一皿のボリュームを考えたら、所詮メシとあともう一品が関の山。

中華料理を食うのに一人っちゅうのはいろんな意味でホンマに寂しい味気ないもんやと思いながらも、私は「緑野菜ときのこの炒め物」「卵の炒飯」「新疆ビール」を注文し、すぐに出てきたビールをぐびぐびと飲みながら、追加注文をする気でメニューを眺めていた。

ほどなくして目の前に「ドカン!」と大きな皿が置かれた。
そこには「青梗菜と干ししいたけの炒めモノ」が山のように盛られていた。

「誰が四人前頼んでん?!」

と大声で叫びたいのをぐっとこらえて私はその青々とした青梗菜をまじまじと見つめる。
どう見ても日本のスーパーで売っているような貧弱なそれではなく、茎も太く葉も厚く青々とした青梗菜が恐らく4束から5束はある。そしてところどころに戻した肉厚の干し椎茸が「マッシュルーム」として一緒に調理されている。

これを一人で食えというんか。

私はビールをぐびりと一口飲んだ。

ほどなくして今度は大きな丼が「ドカン!」と目の前に置かれた。
そこには「卵と青ネギの炒飯」がぎゅううううううっと押し付けられるようにして詰め込まれていた。

これも一人で食えというんか。

私はまたビールをぐびりと一口飲んだ。

食ってやる。

私はオモムロに目の前に置かれた青梗菜に箸をつけ、その勢いで、気がつけば米一粒残さず食いきっていた。
■中華料理■
ホテルのレストランは少々高いですがそれでも日本に比べると随分安いです。

今回私の注文した炒め物と炒飯そしてビール、これだけで〆て24.5元。だいたい400円くらい。しかしまあ普段1元かそこらのパンと水で食い繋いでる私にしたら随分と贅沢したものです。

中華料理は美味しいし、ボリュームもあっていいんですが、油は少々きついです。かなりこってりしてます。腹をやられるのは多分油に胃が負けるんやろと思うんで、このへんはどうぞお気をつけ下さい。

NO:13 えらいこっちゃ

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