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■Lucyみさおの逃亡日記カラコルムハイウェイ編VOL25:風の谷■
DATE:2005.08.14 カリマバード
REPORT&PHOTO:Lucyみさお
朝7時、カーテンの隙間からもれる穏やかな光に目が覚める。    
私の部屋は西向きで、その光に部屋を明るくするほどの力はない。    
昨夜はメシを食ったあと、冷たいシャワーを浴び、裸のままベッドに転がって気付かないうちに眠っていた。    
   
朝の部屋はまだ肌寒い。    
あわてて毛布にくるくると包まり、ベッドの足元のほうから、昨夜脱ぎっぱなしで放り投げていたシャツをつま先で引き寄せごそごそと身につける。    
   
起きようか、どうしようか、毛布を頭までかぶって、また、うとうとしながら、とりあえず、朝の様子だけでもバルコニーから見ておこうと、ベッドから這い出した。    
   
カリマバードで泊まるのはここしかないと決めていた。    
一泊500RSは安くはない。    
人気のあるホテルは他にも沢山ある。    
   
日本人バックパッカーの沈没宿、ハイダーinなら一泊50RS。    
長谷川恒夫が定宿にしていたというヒルトップならここと同程度。    
もちろん、トップクラスの宿もある。    
   
けれど「バルコニーからの眺めが素晴らしい」というガイドブックの    
一言で私はここしかない、と思った。    
   
昨夜、シャワーを浴びながら下着を洗った。    
それを干すのに、バスタオル一枚を体に巻いてバルコニーに出た。    
眼下にはところどころにポツリポツリと明かりが灯り、見上げた空にはぽっかり月が浮かんでいた。    
   
新しい下着はディバックの底に入ったまま。    
わざわざそれを取り出すのも面倒くさくて、Tシャツで尻が隠れるのをいいことに、私は下着もつけず、バルコニーに出た。    
   
雲ひとつない空、真正面に万年雪を湛えたラカポシが見える。    
そして、その手前には茶色の山々がそびえ、その麓の谷には、ど真ん中をフンザリバーが流れ、その両側に緑色の大地が広がる。    
私は今、そのすべてを見ることが出来る。    
   
アニメ「風の谷のナウシカ」のオープニングに、主人公ナウシカが蛸に乗って谷の上から飛ぶシーンがある。    
それと全く同じ風景が今、眼下に広がっている。    
ここが、あの映画のモデルになった谷だということを改めて思い知らされる。    
   
雄大な谷の風景にすっかり魅せられて私は長い時間ずっとバルコニーに立っていた。時折大きく深呼吸なんかもしたりして。    
   
バルコニーがメインストリートや隣の建物から丸見えだということに気付いたのは、何度もスッポンポンのケツを曝して背伸びを繰り返した後だった。
■ワールドルーフホテル World Roof Hotel■    
   
フンザで500RSはかなり高いです。    
ですが、谷側の部屋からの眺めはそれだけの価値があります。    
   
どういう場所に建っていて、バルコニーからどんな景色が見えるのか、他のサイトから情報をお借りして掲載します。    
  http://blog.stonegrooves.net/05-07/the-world-roof-hotel.html    
   
私の部屋は建物の一番端っこで、バルコニーの端に立つとメインストリートや隣の建物からは丸見え状態になります。    
   
まあでも、私は背が低いので、手すりに隠れて大事なところは見えなかったと信じてはいますが、もし万が一誰かに見られていたとしたら    
   
   
   
   
   
アタチオヨメニイケナイワ(TT)

NO:26 ガマンできない

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