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■「ITビジネスを"相手ビジネス"にするために」006号
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■□ 週刊 ITビジネスを”相手ビジネス”にするために □■
──  http://www.livelovelink.com/adachi/  ─────────────

                      VOL:006
                      発行:足立明穂
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 みさお@編集人です。
 今日は七夕。週末は、各地で七夕祭りが催され、ご家族、恋人、お
 友達と楽しい夜を過ごされた方も多いかと思います。短冊に書いて
 笹につるした願い事、今日はお仕事の後、そっと空を見上げて、もう
 一度心の中でつぶやいてみてくださいね。
 願いはきっと、今夜星まで届きます。
 
 さて今日は、業務の効率化を目的とした「IT化」に関する見えない「リ
 スク」のお話。PCや各種ソフトなどのハード&アプリケーションは、ま
 だまだ「らくらくカンタン!スイッチポン!」とはいかず、また、ハードは
 取り扱いにも注意が必要です。このへんを充分に理解してIT化をスタ
 ートしないと、思いもよらないコストやリスクを抱えることになってしまい
 ます。 

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 ■IT化することによる見えないリスク■

  足立明穂
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  業務の効率化を図るために、無駄な作業をITの技術によって、効
 率よく行うことができ、コスト削減につながる....と、いうのは、もっとも
 な意見なのではあるが、さて、そういう話を持ちかけてくるいろいろな
 IT業者の言葉を間に受けていいのだろうか? 実は、そこには、見え
 ないコストが潜んでいることを忘れてはならない。

  業者の出してきた見積書には、100万と書いていてあり、”今の業
 務にかかっている人件費を10%以上削減できます!!”という嬉しく
 なるような文言があったとする。で、電卓を叩いて、月々10万浮くの
 だから1年もすれば元が取れ、しかも、それ以降は、コスト削減になる
 のだから利益が増えると思えるかもしれない。

  その業者が出してきた数字が事実であったにしても、”見えないリス
 ク”には書かれていない。例えば、導入する企業が、今まで手書きの
 帳票しか扱っておらず、パソコンの使い方がよく分からない人が多い、
 今まで使ってきた帳票が破棄され、新しく設計されたソフトに従って画
 面に向かって入力するので入力ミスが多発する、喫煙しながら操作す
 ることによって、データの入ったMOが読めなくなったり、マウスやキー
 ボードがすぐ壊れる等々。これは、その業者がどうこうというよりも、そ
 れを導入する企業側の問題なのである。

  筆者が昔勤務した会社でも、理容店向けの顧客管理システムを開発
 し販売したのだが、操作する人がシャンプーした後の手をよく拭かずに
 操作して、毎週のようにパソコンが壊れるといったことが起きていた。

  さらに、開発したアプリケーションの操作は変わらなくても、Windows
 が次々に新しいバージョンになっていくことで、起動後の操作や、終了
 方法が変わっていき、またそこで新しい操作を覚えるということが発生
 する。

  このように、操作手順を覚えるという”教育費”が見えないコストとして
 付いて回るのである。これを見過ごしてしまうと、生産性が上がるどころ
 か、落ちてしまうことにもなりかねない。大々的な業務改革という目標は
 一見、革新的で魅力的なものではあるのだが、はたしてそれは、本当に
 会社のためになるのかどうか、落ち着いて考えることが重要ではないだ
 ろうか?

  足立明穂 (あだち あきほ)

 ※このコラムの著作権は足立 明穂に属します。
  本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。

 【著者プロファイル】

  足立明穂 (あだち あきほ)
  1962年、京都で生れる。神戸で育ち、社会人になってからは、関東で
  生活。1992年に米国カルフォルニアに出向し、当時、まだ日本でも広
  まっていなかったインターネットに触れる。その大きな可能性に衝撃を
  受け、それ以来、インターネット関連のビジネスに従事。
  プロバイダーの立ち上げ、Webコンテンツビジネス、インターネットでの
  動画配信、ポータルサイト構築・運営などを経験。
  現在、これらの経験を活かし、インターネットビジネスでの成功の方程
  式を模索中。また、システム監査を目指して勉強中。
 
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 ■編集後記■

  先週末、PCやら書類やらの入った大きな鞄を両肩に提げ、いつもの
  ように大また早足でガシガシガシ!と、顧客のお店に向かう途中、心
  斎橋のお米ギャラリーで、沢山短冊のつるされた笹を発見しました。
  もちろん、打ち合わせの後、ドスドスドス!とギャラリーに突入し、短冊
  書いてつるしてきたのは言うまでもありません。
  え?願い事は何かって?それは、ひ・み・つ。うふ(*^^*)
  今夜、天の川が見えますように。
  (みさお@編集人)

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 【週刊ITビジネスを”相手ビジネス”にするために VOL:006】

  発  行  日:2003年7月7日(月)
  発行部数 :
  発行回数 :毎週月曜日発行
  発       行:足立明穂
        http://www.livelovelink.com/adachi/
                  akiho@momotarou.com
   編       集:石谷操(りぶらぶりんくドットコム)
                 http://www.livelovelink.com/
                  misao@livelovelink.com 
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