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■「ITビジネスを"相手ビジネス"にするために」008号
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■□ 週刊 ITビジネスを”相手ビジネス”にするために □■
──  http://www.livelovelink.com/adachi/  ─────────────

                      VOL:008
                      発行:足立明穂
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 みさお@編集人です。
 先週末、ついにセミが鳴き始めました。いよいよ夏ですね〜(^^)
 とはいえ、最近のお天気は妙に朝晩肌寒くって、え?ホンマに
 夏なん?と思ってしまうほど。こんな時はちょっとした油断で体調
 を崩してしまいがちです。皆さん、気温の変化に合わせて、着る
 ものを調節するなど、上手にコンディションを整えて、さあ今週も
 張り切って行きましょう!
 
 さて今日は、お客様にとってウレシイITのお話。
 顧客情報管理にITを使うのは、既にアタリマエになってきた感が
 ありますが、時折、使う側にしてはちょいと面倒くさい仕組みも
 あります。
 ITでの顧客情報管理は確かに、自社営業活動のため、ひいては
 利益のため、なのですが、すべてはお客様あってのお商売。
 何よりも大切なのは、お客様の使い勝手なのです。
 
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 ■顧客に喜んでもらうためのIT■

  足立明穂
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  今の経済動向から、ITというと生産性効率があがるとか、コストダ
 ウンとかがキーワードになっていることが多い。確かに、そういうIT
 の使い方もあるのだが、”顧客に喜んでもらうために”ITを使うという
 ことも忘れてはならない。

  顧客管理=顧客満足度を上げるということで、顧客に顧客番号を
 割り当てて、”お問い合わせの際は、この番号をお伝えください”と
 記載し、さらに、カスタマーセンターには、データベースと繋がった端
 末があって、オペレータが顧客番号を打ち込むと、即座に顧客の名
 前から今まで購入した商品一覧、今までの問い合わせの履歴などま
 で表示するシステムが導入されるということはよくある話である。
 そして、”こうすれば、お客様を待たせることなく対応ができて、お客
 様の満足度がアップし、強いては、売上倍増ですよ!”というセリフ
 がSI営業担当から出てくる。

  一見、もっともな話に見えるが、自分が顧客になったとしたら、満
 足度が上がるのだろうか? いちいち顧客番号を書いた紙を出して
 きて電話しないといけないし、ご年配の方であれば、文字が小さくて
 よく見えなくて、メガネを上げ下げしながら番号を読み上げることに
 なる。さらに、その紙が無くなってしまったら.....

  と、このように考えていくと、氏名と住所、あるいは、電話番号を伝
 えて、それで検索するシステムの方がよっぽど顧客満足度があるの
 ではないだろうか?宅配ピザ屋などは、さらに一歩進んで、番号通知
 で掛けてくると、その電話番号から顧客データを引っ張り出し、いきな
 り、”○○様、いつもあるがとうございます”という対応ができるように
 なっている。(ちょっと気持ち悪いというのもあるが...笑)

  顧客満足度を上げるといいながら、実は、システムを構築する上で
 都合がいいとか、オペレータが操作しやすいだとか、そういう理由が
 無意識に優先されることが多い。顧客満足度を上げるためには、自
 分が利用した場合、そして、お年よりだったら、子供だったら、女性だ
 ったら、男性だったらと、いろいろな顧客を想定して本当に使いやすい
 かどうかを考えないと見えてこないものなのである。

  足立明穂 (あだち あきほ)

 ※このコラムの著作権は足立 明穂に属します。
  本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。

 【著者プロファイル】

  足立明穂 (あだち あきほ)
  1962年、京都で生れる。神戸で育ち、社会人になってからは、関東で
  生活。1992年に米国カルフォルニアに出向し、当時、まだ日本でも広
  まっていなかったインターネットに触れる。その大きな可能性に衝撃を
  受け、それ以来、インターネット関連のビジネスに従事。
  プロバイダーの立ち上げ、Webコンテンツビジネス、インターネットでの
  動画配信、ポータルサイト構築・運営などを経験。
  現在、これらの経験を活かし、インターネットビジネスでの成功の方程
  式を模索中。また、システム監査を目指して勉強中。
 
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 ■編集後記■

  ウチは月に一回、食い物のデリバリーを利用します。本当はもっと
  利用したいんですが(お三度の手を抜きたいわけね((^^;;)、手元不
  如意につき、まあ、この月一のデリバリーを”外食”と位置づけて、
  心から楽しんでいるわけです。
  しかし、デリバリーの仕組みってよくできてますね。
  電話番号からこちらの情報を引き出すのはモチロン、各種帳票関係
  全部、そこから打ち出せるのではないかな?
  面白いのは、伝票がちゃんと打ち出しの帳票なのに対して、なぜか
  「領収書だけは手書きよ!うふ(*^^*)」っていうお店があること。
  個人的には手書きって結構好きだったりします。
  (みさお@編集人)

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 【週刊ITビジネスを”相手ビジネス”にするために VOL:008】

  発  行  日:2003年7月22日(火)
  発行部数 :
  発行回数 :毎週月曜日発行
  発       行:足立明穂
        http://www.livelovelink.com/adachi/
                  akiho@momotarou.com
   編       集:石谷操(りぶらぶりんくドットコム)
                 http://www.livelovelink.com/
                  misao@livelovelink.com 
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