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■□ 週刊 ITビジネスを”相手ビジネス”にするために □■
── http://www.livelovelink.com/adachi/ ─────────────
VOL:011
発行:足立明穂
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みさお@編集人です。
さあいよいよ今週はお盆休みです。
既にお休みに入った方、明日、明後日以降からの方、旅行に行かれ
る方、帰省される方、家でごろ寝される方、そして、「休みなんかある
かい!」とおっしゃる方、皆さん、それぞれに素敵なお盆休みを過ごし
て下さいね(^^)
さて今日は、デジタルデータはとーっても記憶力はいいけれど、その
記憶を引き出すにはコンスタンスに結構なコストがかかるよー、とい
うお話。ドッグイヤーと呼ばれる業界速度は、そのスピードゆえに新
しい産業も多々生み出すのですが、あまりにもそのスピードが速すぎ
て10年前にとっても賢く何でも記憶&呼び出しできたデジタルデータが、
あっという間に呼び出すことすら厄介になるのです。
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■デジタルデータは保存できない?■
足立明穂
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前回のメルマガを読んだ読者は、”おや?”っと思ったのではない
だろうか?前回は、デジタルデータは、劣化することなく何十年後で
も一瞬で検索できて表示されてしまうと書いた。しかし、それは、”コ
ンピュータが読み取れる”という大前提があるのである。今回は、そ
の点について考えてみたい。
今では、容量が小さいこともあり、ほとんど使われなくなったフロッ
ピーディスクではあるが、20年前は、そのフロッピーは最新鋭の記
録媒体で、なかなか一般のユーザには手の届かないものだった。
しかも8インチというサイズで、面積で言うと、今の3.5インチの4倍
ほどの大きなものであるにも関わらず、容量は4分の1ほどしかなか
った。
今では、8インチフロッピーを使っているところは、まず見かけない
し、逆に20年前の8インチフロッピーのデータを読みたいと思っても、
ジャンク屋にさえ8インチのフロッピーディスクドライブは置いていない。
仮に、それが手に入っても、インターフェイスが今のPCとは全く違う
ので、これまた当時のパソコン(いや、当時はマイコンと呼んでいた)
を手に入れないと接続できず、さらに、OSやソフトも当時のものを
用意しないと読み出せないのである。
デジタルデータは、永遠といっていい程、劣化することはないのだ
が、怒涛のごとく進化していくコンピュータ技術の中では、それを記
録する”媒体”があっという間に陳腐化してしまう。
20年も前の話を引っ張り出さなくても、Windows95の頃に作った文
章や、その当時のメールのデータを、今のWindowsXP上のアプリケー
ションで表示しようとしても、うまくいかなかったり、まったく読み出せ
なかったりといった経験をしている方は多いのではないだろうか?
このように、ITを導入することによって逃れられないもう一つの見え
ないコストがここにある。つまり、デジタルデータを維持していく為に、
新しい”記録媒体”に合うようにデータを変換したり、新しいハードに
あわせてアプリケーションをバージョンアップし続けなければならなく
なるのである。10年とか20年のサイクルであれば、それも致し方な
いと思うが、ドッグイヤーと言われるコンピュータの世界では、5年も
すれば買い換えなければならない。
紙の帳票なら10年後でも20年後でも読めなくなるということはない
が、CD-ROMに入ったデータは10年後、20年後に読むことはできる
のだろうか? アナログレコードやベータ方式のビデオテープのように
ならないことを祈るばかりである。
足立明穂 (あだち あきほ)
※このコラムの著作権は足立 明穂に属します。
本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。
【著者プロファイル】
足立明穂 (あだち あきほ)
1962年、京都で生れる。神戸で育ち、社会人になってからは、関東で
生活。1992年に米国カルフォルニアに出向し、当時、まだ日本でも広
まっていなかったインターネットに触れる。その大きな可能性に衝撃を
受け、それ以来、インターネット関連のビジネスに従事。
プロバイダーの立ち上げ、Webコンテンツビジネス、インターネットでの
動画配信、ポータルサイト構築・運営などを経験。
現在、これらの経験を活かし、インターネットビジネスでの成功の方程
式を模索中。また、システム監査を目指して勉強中。
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■編集後記■
私が初めてワープロに触ったのは中学生くらいのころ。今から25年
くらい前です。その頃は、起動用の5インチフロッピーディスクをAド
ライブに入れて、記憶させるときは、別のディスクをBドライブに入れて
って感じでした。8インチフロッピーディスクは見たこともありません((^^;;。
8年前、フリーになったばかりの時に、営業先の保存媒体が5インチ
フロッピーで、3.5インチのドライブしか持っていなかった私は、その時
点で、お仕事をあきらめざるを得ないときがありました。
この8年で、記憶媒体は3.5インチFDからMO、メモリーカード、そして
CDRやDVDへと進化し、データはほとんど、インターネット経由でやり
とりできるようになったのだから、まあ、ものすごい進化です。
この間に私が購入したパソコンは4台。最初の2台はワケあって、立
て続けの購入だったのですが、それ以降は、基本的に3年平均で購
入しています。もちろん周辺機器もそれなりに。考えてみればとんで
もないコストですが、PC1台で商売している以上これは避けてはとお
れません。
(みさお@編集人)
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【週刊ITビジネスを”相手ビジネス”にするために VOL:011】
発 行 日:2003年8月11日(月)
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発行回数 :毎週月曜日発行
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編 集:石谷操(りぶらぶりんくドットコム)
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