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■□ 週刊 ITビジネスを”相手ビジネス”にするために □■
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VOL:018
発行:足立明穂
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みさお@編集人です。
先週末、北海道で大きな地震がありました。被害にあわれた皆様
に、心よりお見舞い申し上げます。どうか1日も早く、平穏な生活
に戻られることを祈りながら、今週号のマガジンをスタートさせた
いと思います。
さて今日は、普段町にいてお仕事をしている時にはまったく感じ
ない、けれど、確実に広がり続けている情報格差のお話。
最近は大抵の場所でケータイが使用でき、私たちもそれが「普通」
と思っているのですが、何かのきっかけでそれが「普通」にはで
きない場所に行くと、町中では決して気づかなかった「問題点」
に気づきます。
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■広がり続ける情報格差■
足立明穂
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ADSLも24〜26Mbpsと高速になり、光ファイバーはマンション
型で対抗し、ますます高速回線に拍車がかかっている。しかし、
それは都心部の話であり、ちょっと地方に目を向けるとまだま
だなのである。
筆者の田舎は、京都の山奥で、ADSLはおろかISDNが使えるの
が限界である。PHSは入らないし、携帯電話はかろうじて入る
がトラックが通ると切れてしまうような状態である。
携帯電話会社が言い出した人口カバー率という数字がある。
これが98%とか99%といわれると日本中で使えるような気がする
が、人が住んでいる地域で九割以上をカバーしているだけで、
残された数%の人が住んでいる地域、つまり、過疎の村や広い
範囲に民家が点在する地域はカバーされていないのである。
具体的な数値を計算していないが、東京都内、横浜市内、
大阪市内などの10大都市にサービスするだけで人口カバー率
7〜8割になるのではないだろうか。
インターネットが話題になりはじめた頃、何処にいても情報
にアクセスでき、地方でも情報産業が発展すると言われたが、
ますます格差は広がるばかりで、情報も人も産業も大都市、いや、
東京都内に集中している。
こういった状況を踏まえた上で景気対策を考えなければなら
ないのではないだろうか。
足立明穂 (あだち あきほ)
※このコラムの著作権は足立 明穂に属します。
本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。
【著者プロファイル】
足立明穂 (あだち あきほ)
1962年、京都で生れる。神戸で育ち、社会人になってからは、関東
で生活していたが、現在は、京都に在住。1992年に米国カルフォル
ニアに出向し、インターネットに触れる。その大きな可能性に衝撃
を受け、それ以来、インターネット関連のビジネスに従事。
プロバイダーの立ち上げ、Webコンテンツビジネス、インターネット
での動画配信、ポータルサイト構築・運営などを経験。
現在、これらの経験を活かし、インターネットビジネスでの成功の
方程式を模索中。また、システム監査を目指して勉強中。
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■編集後記■
今週号の原稿は、足立から携帯メールで3通に分けて私のPCに
送られて来ました。どこへ行くにもモバイル完備の軽量PCを
携帯している彼が何故携帯メールで?何かトラブルでもあった
のか?もしかして誰かにさらわれて、どこかで監禁されながら
今週号の原稿を送ってきたのでは?などと心配しつつメール
を開いてみると「田舎にいるので携帯メールです。分割して
メルマガ原稿を送ります」とのこと。
それを読んだ瞬間、安心すると同時に、羨ましさがどどどーっ
と、こみ上げて来ました。
情報を扱う仕事をしているものは、常に自分をしっかり持って
いないと、扱うその情報に振り回され、時として自身のコンパ
スがとんでもない方向に振れてしまいます。自分をしっかり持
つということは、簡単なようでいて難しい。時折、情報から離
れて自分と向き合うことはコンパスを正常に保つ非常に良い方
法です。人里離れた場所で、雄大な自然に囲まれながら、なん
ていうのは、もう最高でしょう。
私が彼からの原稿メールに、編集確認そっちのけで、「その素
敵な田舎の場所を教えてたも」と返信したのは言うまでもあり
ません。
(みさお@編集人)
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【週刊ITビジネスを”相手ビジネス”にするために VOL:018】
発 行 日:2003年9月29日(月)
発行部数 :
発行回数 :毎週月曜日発行
発 行:足立明穂
http://www.livelovelink.com/adachi/
akiho@momotarou.com
編 集:石谷操(りぶらぶりんくドットコム)
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