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■「ITビジネスを"相手ビジネス"にするために」019号
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■□ 週刊 ITビジネスを”相手ビジネス”にするために □■
──  http://www.livelovelink.com/adachi/  ─────────────

                      VOL:019
                      発行:足立明穂
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 みさお@編集人です。
 空高く、飯美味く、10月に入って随分と秋めいて参りました。
 皆さん、この秋、楽しんでいますか?
 お仕事で忙しく、なかなか休みが取れない人は、毎朝起きたら
 まず窓を開けて高い空を見上げて。ちゃんと週末お休みできる
 人は、とにかくほんの少しの時間でいいから、お散歩して。
 その「ほんの少し」の中にあふれるような秋を感じてそして
 さあ、今日も新しい一週間をスタートさせましょう!
  
 さて今日は、いつも「ちょっと」気にはしているけれど、流行が
 ないと、それほど気にしないウィルス対策のお話。
 皆さん、それは「万全」ですか?
 
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 ■被害者が加害者になってしまう世界■

  足立明穂
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  ここ数年はコンピュータウィルスの莫大な被害という文字が
 新聞紙面に踊ることが多くなってきている。特にマイクロソフト
 のウィンドウズのセキュリティー・ホール(要はプログラムの
 設計ミス等による不具合)を逆手に利用して入り込んでくるウィ
 ルスが多い。読者の中にも実際にコンピュータウィルスが添付
 されたメールを受け取ったとか、不幸にもウィルスに感染して
 しまって、パソコンが使えなくなったという人もいるかもしれ
 ない。

  厳しい言い方をすると、不幸にもウィルスに感染して、データ
 が消えてしまったとか、パソコンが動かなくなってしまったと
 いうのは、これだけマスコミ等でも情報が流れており、さらに、
 プロバイダーが事前にメールのウィルチェックサービスをやって
 いたり、ウィルスを検地して削除してくれるワクチンソフトを
 インストールしていないという自業自得ということができるかも
 しれない。いわゆる”自己責任”の世界なのである。

  ここまでなら、”被害者”ということで、自分の責任でもある
 ので、”あーあっ”という状態で終わるのであるが、ここだけで
 終わらないのがITの世界の怖さである。最近のコンピュータ
 ウィルスは、感染すると、ネットワークを介して他のパソコンへ
 広まっていくという問題がある。つまり、”被害者”であると
 同時に、”加害者”になってしまうのだ。

  実際に筆者のところにも知人からウィルス添付のメールが届く
 ことがあるが、その知人に連絡すると、本人は感染したという自覚
 がないので、非常に恐ろしい。何度か社会的にも問題になったこと
 があるが、企業が会員向のメールマガジンにウィルス添付したもの
 を配信してしまったといった場合、当然ながらその企業の責任が
 問われてしまう。今のところ、個人に対して責任追及ということは
 起きていないようだが、今後、ますます巧妙に、そして、悪質に
 なっていくコンピュータウィルスにおいては、個人が”加害者”と
 して企業あるいは個人に訴えられるというようなこともありうるかも
 しれない。下手をすると、その訴えてくる相手は、日本国内ではなく、
 遥か遠くの海外の政府かもしれないのである。なにせインターネット
 を介せば瞬きをしている間に地球の裏側まで届いてしまうのだから。

  あのSARS騒ぎで、SARS感染した台湾の医師が日本観光を
 したことで国際問題にまで広がったことを思い浮かべていただければ
 分かるが、コンピュータウィルスに感染するということは、あの台湾
 の医師のように他の人のPCを感染させる状態になっているという
 ことなのである。そう考えると、ぞっとするような怖さを感じない
 だろうか? コンピュータウィルスを他人事のように甘く考えては
 いけない。

  足立明穂 (あだち あきほ)

 ※このコラムの著作権は足立 明穂に属します。
  本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。

 【著者プロファイル】

  足立明穂 (あだち あきほ)
  1962年、京都で生れる。神戸で育ち、社会人になってからは、関東
  で生活していたが、現在は、京都に在住。1992年に米国カルフォル
  ニアに出向し、インターネットに触れる。その大きな可能性に衝撃
  を受け、それ以来、インターネット関連のビジネスに従事。
  プロバイダーの立ち上げ、Webコンテンツビジネス、インターネット
  での動画配信、ポータルサイト構築・運営などを経験。
  現在、これらの経験を活かし、インターネットビジネスでの成功の
  方程式を模索中。また、システム監査を目指して勉強中。

 
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 ■編集後記■

  我が家では、カゼをひいたヤツは隔離されます。正確には、
  それぞれに「自分」を持ちすぎているので、「うつされたら
  かなわん」というごくごく自然な論理によって襖一枚でカゼ
  ひき本人を強制隔離するのです。
  隔離されたヤツは、寂しくてひもじくて大変ですから、今後
  は二度とカゼはひくまい!と体力増強に励みます。結果、今時
  珍しい強靭家族となるわけです。
  しかし、パソコンに悪さをするウィルスはこうは行きません。
  この場合、感染した本人が、自分の意志で「管理(隔離?)」
  しない限りはとんでもない難儀なことが起こります。
  皆さん、どうぞ今一度、ご自身のウィルス対策をご確認下さい!
  コイツはSARSより浸透しやすいのです。

  (みさお@編集人)

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 【週刊ITビジネスを”相手ビジネス”にするために VOL:019】

  発  行  日:2003年10月6日(月)
  発行部数 :
  発行回数 :毎週月曜日発行
  発       行:足立明穂
        http://www.livelovelink.com/adachi/
                  akiho@momotarou.com
   編       集:石谷操(りぶらぶりんくドットコム)
                 http://www.livelovelink.com/
                  misao@livelovelink.com 
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