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■□ 週刊 ITビジネスを”相手ビジネス”にするために □■
── http://www.livelovelink.com/adachi/ ─────────────
VOL:021
発行:足立明穂
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みさお@編集人です。
スカッとさわやかな秋晴れの毎日が続きます。皆さんお元気で
お過ごしですか?そろそろ年末のスケジュールも視野に入り、
日々フル稼働で働くために、この週末、美味しい空気を吸いに
自然の中へ出かけられた方も多いかと思います。
さあリフレッシュした元気な身体と心で今週もはりきって
行きましょう!
さて今日は、導入時はワイワイがやがやと話題にはなった
ものの最近はとんと遠ざかっている住基ネットのお話。
実は私も、いまだにあれの活用法がよくわかっていないのです。
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■住基ネットは誰のためのものか?■
足立明穂
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住基ネットの話題がマスコミを騒がせている。インターネット
から侵入できるとかできないとか騒がれている。総務省は、侵入
のテストをして問題なしという発表をしている。しかし、それで
いいのだろうか?
以前にも書いたが、どんなに技術的に高度なセキュリティシ
ステムを使ったとしても、それを利用する人が悪意を持って使っ
てしまえば、どうにもならない。さらに、この住基ネットでは、
利便性が見えないのも大きな問題である。
総務省の住基ネットのページを見ても、住民票が全国どこでも
取ることができますとか書かれているが、冷静に考えてみると
年間、いや、一生のうちに何回、住民票を必要とすることがある
だろうか? 引越し、就職、運転免許、パスポート、....
どう考えても1年に1回もあるかどうかのレベルである。しかも、
住民票を全国どこでも取れるとなると、その利便性は、もっと
少ない。旅先や出張先で住民票が必要になることなどあるのだろ
うか?(全く無いと否定はしないが、その恩恵に与ることがもの
すごく少ないし、今まで、それができないからといって、困った
という人が何万人もいるとは思えないのだが)
住基ネットをみていると、今までは、住民票などの個人情報を
国や地方自治体が管理するという考えで、個人の方には、特に
カードやIDなどの割り振りは無く、手続きも”手書き”の書類に
”印鑑”を押すという手続きを踏んでいた。そういう面倒な手続
きを行うことによって、簡単にアクセスできないということに
なっており、また、手書きの書類を使うことで、後々の証拠とし
て筆跡などからも識別できるという特徴を持っていた。
しかし、これからの住基ネットは、個人にIDカードを渡すこと
で、”自分の情報なんだから、自分で管理しなさいよ”と言われ
ているような気がする。言い換えれば、国や地方自治体の管理責
任を軽くして、住民一人一人に責任取らせるようにしているよう
に見えるのだが、どうだろうか?
IDカードにそこまでの意味が込められているのかどうかは、
分からないが、IDカードを渡されると同時に情報の管理責任も
渡されていると感じるのは、筆者だけだろうか?
【参考URL】
■総務省 - 住民基本台帳ネットワークシステム
http://www.soumu.go.jp/c-gyousei/daityo/
■住民基本台帳ネットワークシステム全国センター
http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/rpo/juki-net_top.htm
足立明穂 (あだち あきほ)
※このコラムの著作権は足立 明穂に属します。
本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。
【著者プロファイル】
足立明穂 (あだち あきほ)
1962年、京都で生れる。神戸で育ち、社会人になってからは、関東
で生活していたが、現在は、京都に在住。1992年に米国カルフォル
ニアに出向し、インターネットに触れる。その大きな可能性に衝撃
を受け、それ以来、インターネット関連のビジネスに従事。
プロバイダーの立ち上げ、Webコンテンツビジネス、インターネット
での動画配信、ポータルサイト構築・運営などを経験。
現在、これらの経験を活かし、インターネットビジネスでの成功の
方程式を模索中。また、システム監査を目指して勉強中。
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■編集後記■
随分前に、家族全員のIDナンバーが送られてきました。
今、そのハガキを探すのですが、ハテサテどこにあるのか
わかりません。そんな方、多いのではないですか?
IDカードを持っている方はどのくらいいるのでしょう?
で、それを何らかの目的で使用された方はどのくらい
いるのでしょう。足立が言うように、住基ネットの利便性
は、今ひとつ見えてこず、です。
私のパスポート切り替えは2009年。当分引越しの予定も
ありません。今後さしあたり必要になるとしたら、離婚届か
婚姻届の提出くらい。ですが、そのためだけに背中に番号を
つけられるのはあまりエエ気持ちではないですね。
(みさお@編集人)
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【週刊ITビジネスを”相手ビジネス”にするために VOL:021】
発 行 日:2003年10月21日(月)
発行部数 :
発行回数 :毎週月曜日発行
発 行:足立明穂
http://www.livelovelink.com/adachi/
akiho@momotarou.com
編 集:石谷操(りぶらぶりんくドットコム)
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