━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□ 週刊 ITビジネスを”相手ビジネス”にするために □■
── http://www.livelovelink.com/adachi/ ─────────────
VOL:029
発行:足立明穂
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みさお@編集人です。
そろそろ年末年始のお仕事スケジュールも決まりつつ、プライ
ベートイベントの日程も決まりつつ、今年こそはと胸に秘めた
思いをいつ吐き出すか決心を固めつつ、今日も今日とてお仕事に
追われる皆様。さあ、朝の透き通った空気を胸いっぱいに吸い
込んだら、今週もパワー全開でがんばりましょう!
さて今日は、ちょっと難しい(?)かもしれない、オープンソース
のお話。一番有名なリナックスなど、今では技術者も増え、それに
関連したサービスも多くなってきました。今まで、オープンソース
は特別な技術が必要だから、とか十分なサービスが受けられない、
などと思って最初から選択肢に入れていなかった企業も、今では
一つの選択肢として十分に認識できるようになっています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■タダほど高いものはないこともない?■
足立明穂
─────────────────────────────────
Linuxをはじめとするオープン・ソースというソースコード
まで公開されて、しかもそれを自由に無償配布されるソフト
ウェアや、フリー・ソフトといわれる無償で利用できるソフトが、
世の中には多くなってきた。また、経済産業省もオープンソース
に力を入れ始め、日中韓の共同プロジェクトもスタートしている。
タダほど高いものはないと言われるが、果たして、これらの
ソフトウェアはどうなのだろうか?
今回は、筆者も関わっているオープンソースについて考えてみたい。
オープンソースを説明するのは簡単ではない。その説明だけで
1冊の本が書けるほどの内容である。しかし、ここでは、単純に
ソースコードが公開されていて、それを自由に改変でき、また、
改変したものも自由に配布できるというソフトウェアということ
にする。(オープン・ソースには、さまざまなライセンス体系が
あり、必ずしもすべてがこれに当てはまるわけではないので、
オープンソースを利用しようと思っている読者は、ライセンスの
内容をしっかりと読んでもらいたい。)
代表的なのは、Linuxだが、サーバ機には、かなりの割合で使われ
始めている。オープンソースは、無償で利用できるが、その反面、
サポートなどは自己責任になるので、それを踏まえた上で考えなけ
ればならない。そうなると、逆にマイクロソフトのWindowsのような
製品の方がいいのではないか?という意見が出てくる。
しかし、本当にそうなのか?というと、必ずしもそうとは言えない
のが、オープンソースの面白いところである。オープンソースである
ことを利用して、サポートを請け負う会社も沢山あるし、さらに、
独自の機能を追加して、より便利なものにしたり、ユーザの要望に
応じてカスタマイズできるというのは、非常に大きなメリットである。
逆にWindowsのような製品は、カスタマイズなどできないばかりか、
カスタマイズなどしてしまうと、サポートが受けられないばかりで
なく、下手をすると、著作権侵害で訴えられる可能性すらある。
また、徐々にオープンソースに精通したエンジニアも増えてきて
いるので、そういうエンジニアがいれば、逆に効率よいシステムを
組み立てることが可能になる。何らかの不具合があっても、ソース
コードが公開されていて、自分たちで修正することもできる。
これが、Windowsのような製品だったら、あきらかに不具合があっても、
メーカが対応してくれない限り、そのバグは無くならない。
オープンソースには、オープンソースの利点があり、欠点もある。
それらを踏まえて、オープンソースにするのか、それとも、メーカ
製品を使うのかを検討する価値はある。とにかく、いろいろな選択肢
が出てくるということは、ユーザにとっては、嬉しいことである。
【参考URL】
オープンソースの文化を知るには面白い読み物
伽藍とバザール(日本語訳)
http://cruel.org/freeware/cathedral.html
足立明穂 (あだち あきほ)
※このコラムの著作権は足立 明穂に属します。
本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。
【著者プロファイル】
足立明穂 (あだち あきほ)
1962年、京都で生れる。神戸で育ち、社会人になってからは、関東
で生活していたが、現在は、京都に在住。1992年に米国カルフォル
ニアに出向し、インターネットに触れる。その大きな可能性に衝撃
を受け、それ以来、インターネット関連のビジネスに従事。
プロバイダーの立ち上げ、Webコンテンツビジネス、インターネット
での動画配信、ポータルサイト構築・運営などを経験。
現在、これらの経験を活かし、インターネットビジネスでの成功の
方程式を模索中。また、システム監査を目指して勉強中。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記■
師も走る師走、コラム筆者の足立は、西から東へ、新幹線で
つったかたんと走りまわっております。そんな中でも確実に
原稿を執筆し、期日までに私に送ってくるあたり、いったい
いつ寝てるんやろか?と心配にならんでもないですが、本人
はイキイキ元気なようです。
読者の皆さんも含め、多くのお仕事スキスキさんに共通する
のは、忙しいほど、髪振り乱してるほど、イキイキする、と
いうことです。年末は忙しくって身なりにかまっていられない、
という方も多いかもしれません。でも、人ってイキイキして
いるときはどんな格好でもキラキラ輝いているものです。
皆さん、がんばってください。年末本当に大変だと思いますが、
体に気をつけてがんばって下さい。がんばってる皆さんは、
本当にキラキラしてて格好いい!
(みさお@編集人)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【週刊ITビジネスを”相手ビジネス”にするために VOL:029】
発 行 日:2003年12月15日(日)
発行部数 :
発行回数 :毎週月曜日発行
発 行:足立明穂
http://www.livelovelink.com/adachi/
akiho@momotarou.com
編 集:石谷操(りぶらぶりんくドットコム)
http://www.livelovelink.com/
misao@livelovelink.com
------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
を利用して発行しています。
■まぐまぐ : http://www.mag2.com/
■マガジンID: 0000110773
※このマガジンに対するレスポンスは、E-mailで
・コラムに関して→著者・足立明穂 akiho@momotarou.com
・メルマガ全体に関して→編集者・石谷操 misao@livelovelink.com
までお送り下さい。
------------------------------------------------------------------
※このメールマガジンによって第三者が受けた、いかなる損害に
ついても、発行者は責任を負うものではありません。
※著作権に関して明記されているものに関しては本人の許可なく
転載、転用等をすることを禁じます。
「週刊ITビジネスを"相手ビジネス"にするために」030号へ
|