━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□ 週刊 ITビジネスを”相手ビジネス”にするために □■
── http://www.livelovelink.com/adachi/ ─────────────
VOL:036
発行:足立明穂
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みさお@編集人です。
”鬼は外!福は内!”明日は節分、そして翌日はいよいよ立春。
節分は24節気の区切りごとにありますが、2月3日は旧暦の正月
に近いこともあり、この日に昨年までの厄を払って新しい年を
迎えるという大切な意味を持ちます。各地で様々な追難式が
あると思いますが、どうぞ皆さんも、ご家庭で、そしてオフィス
で、その土地らしいやり方で追難をして、新しい一年間を福福
しくお迎えくださいね(^^)
さて今日は、高齢者の皆さんにもっともっとITを楽しんでもら
えたら、もっともっと新しいサービスが生まれて、もっともっと
楽しくなるんじゃないか?というお話。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■高齢者の娯楽とIT■
足立明穂
─────────────────────────────────
高齢化社会と言われ、少子化と言われる社会において、
福祉や医療関係のビジネスにスポットが当たっている。
ITの世界でも、これらをターゲットにしたビジネスが多いが、
どうも、高齢者=弱者という発想から、手助けする道具とか、
介護の道具を作ることばかりが多い。しかし、実際は、
お元気なお年寄りが多いのである。
携帯電話でメールが使えるようになったときに、文字数が
少ないということがあったのだが、逆にこの文字数が少ない、
画面に表示される文字が少ないという”メリット”を活かして、
ネット句会が広まった。5・7・5の17文字で表現する俳句
には、ぴったりな道具になったのである。
しかも、今までは、葉書や封書で送って、しかも、それを掲載
した冊子を作り、それを送るにもコストがかかるのだが、ITの
力を使うと、出かけた先で、家の中で、電車の中と、どこに
いても、ふと思いついた一句をメールで送ることができ、
しかも、それをメールやホームページに掲載することで、
すぐにも見ることができる。
さらに、俳句を送るということで、急いでメールを打つことも
なく、ゆっくり文字を打ち込んでもかまわない。いろいろな人が
参加できるようになったのである。
インターネットでの将棋や囲碁もさまざまなものが多いが、
まだまだパソコンに慣れていない人には優しいとは言えない。
これらも、技術を駆使すれば、パソコンなど気にしないで
使うようにできる。
例えば、液晶画面での将棋台を作りタッチパネルを入れ込めば、
指で操作することも可能であり、さらに、将棋の駒にICタグを
埋め込んで、それをセンサーで感知すれば、自分の駒は、手で
動かすこともできる。(さすがに相手の駒を動かすのは難しいが...)
そして、テレビ電話を使って、相手の顔を見ながら、会話を
しながら打つこともできるだけでなく、”野次馬”も小さな画面で
表示して、”あー、そんなところに打っちゃったよ!”、
”おいおい、それ、取れよ!”などと声も聞こえれば、さらに
”臨場感”も増す。まさに、一昔前の家の前に縁台を出して、
近所の親父連中が将棋を打っている風景をインターネットで再現
できるのである。
また、お年寄りの中には、自分の経験してきたことを人に教え
たいとか、役立てたいと思っている方も多い。なにも遊ぶだけ
ではなく、役立っているという満足感を得られるという楽しみも
あるのである。インターフェイスを工夫する必要はあるが、
テレビ電話のようなものをゲームセンターなどに設置して、
お年寄りには家にいてもらって、電話がかかってきたら、それに
答えるなど、いろいろなことが考えられる。こんな人生相談が
あってもいいのではないだろうか? さらに、応用すれば、方言
教室などもできるようになるのだ。
考え出すと、実に、いろいろな方法があり、今すぐにでも実現
できることも沢山ある。また、それをボランティアで考えるの
ではなく、ビジネスとして動かすことも可能なのである。いや、
ビジネスベースに考えていかないと、ボランティアでは、すぐに
崩壊する。
こんな視点で高齢者の娯楽を考えていくと、ITビジネスの
チャンスがいろいろあると思っているのだが、いかがだろうか?
足立明穂 (あだち あきほ)
※このコラムの著作権は足立 明穂に属します。
本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。
【著者プロファイル】
足立明穂 (あだち あきほ)
1962年、京都で生れる。神戸で育ち、社会人になってからは、関東
で生活していたが、現在は、京都に在住。1992年に米国カルフォル
ニアに出向し、インターネットに触れる。その大きな可能性に衝撃
を受け、それ以来、インターネット関連のビジネスに従事。
プロバイダーの立ち上げ、Webコンテンツビジネス、インターネット
での動画配信、ポータルサイト構築・運営などを経験。
現在、これらの経験を活かし、インターネットビジネスでの成功の
方程式を模索中。また、システム監査を目指して勉強中。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記■
実は私、1998年からインターネットを中心に広がる、とある
シニアネットワークに関わっております。
正確には立ち上げ時からひょんな縁で引きずり込まれ、今は
そのネットワークの発行するメルマガ編集長なども務めています。
はっきり言ってシニアの皆さん、めっちゃ元気です。
「真空管の頃からラジオ組み立ててたもんやから、パソコンの
組み立てなんかお茶の子サイサイやで」という方もいれば、
プログラムぼんぼこ組む人もあり、また、海外勤務の経験から
英語はもとより、アジアの言語に精通していらっしゃる方もあり、
遊びもゴルフは年に数回、忘年会は京都のお茶屋で舞妓さん遊び、
と、もう半端ではありません。
ちなみに私はPC操作で困ったとき、このネットワークのMLに
ヘルプ!メールを流します。
このシニアネットワーク、大阪にある某大学のサテライト
オフィスを借りて、定期的にシニアによるシニアのためのパソ
コン体験会や、NTTから講師を呼んでケータイ講習会なんかも
実施しているというホンマのアクティブ。
ちなみに体験会ではロスやサンフランシスコなどのメンバーと
メール交換を楽しみます。
このネットワークが継続しているのは、この体験会などの後に
「必ず近場でみんなでワリカンで飲む!」というお楽しみを
プラスしているからだ、と私はこっそり思っています。
(みさお@編集人)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【週刊ITビジネスを”相手ビジネス”にするために VOL:036】
発 行 日:2004年2月2日(月)
発行部数 :
発行回数 :毎週月曜日発行
発 行:足立明穂
http://www.livelovelink.com/adachi/
akiho@momotarou.com
編 集:石谷操(りぶらぶりんくドットコム)
http://www.livelovelink.com/
misao@livelovelink.com
------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
を利用して発行しています。
■まぐまぐ : http://www.mag2.com/
■マガジンID: 0000110773
※このマガジンに対するレスポンスは、E-mailで
・コラムに関して→著者・足立明穂 akiho@momotarou.com
・メルマガ全体に関して→編集者・石谷操 misao@livelovelink.com
までお送り下さい。
------------------------------------------------------------------
※このメールマガジンによって第三者が受けた、いかなる損害に
ついても、発行者は責任を負うものではありません。
※著作権に関して明記されているものに関しては本人の許可なく
転載、転用等をすることを禁じます。
「週刊ITビジネスを"相手ビジネス"にするために」037号へ
|