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■「ITビジネスを"相手ビジネス"にするために」043号
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■□ 週刊 ITビジネスを”相手ビジネス”にするために □■
──  http://www.livelovelink.com/adachi/  ─────────────

                      VOL:043
                      発行:足立明穂
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 みさお@編集人です。
 暑さ寒さも彼岸まで、とはいえ、彼岸の中日でもあった先週末は
 随分と冷え込みました。それでも雪柳は白く美しく咲き始め、
 その傍らで、桜のつぼみは大きく膨らんでいます。あと一週間も
 しないうちに恐らく開花することでしょう。
 春です。新しいスタートを切る方も、今まで以上にがんばって
 行こうと決めた方も、さあ、大きく深呼吸して、体中に春の空気
 を吸い込んで、今週も元気にはりきっていきましょう!
 
 さて今日は、タイトルだけ見たら「なんのこっちゃいな?」と
 思われるかもしれませんが、ストレートに言うと、お客様に
 「なんやあやしげやな?」と思われないようにするには、何に
 気をつければいいのか、というお話。
 どんなにいい商品やサービスを提供しても、お客様の安心感や
 信頼感を得られなければ、どないしょうもおまへん。

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 ■釣竿を垂らしていると思われないために■

  足立明穂
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  いきなり何のことか?と思われたかもしれないが、ホーム
 ページを使った悪質な詐欺がアメリカでは広がっており、
 クレジットカード番号などを入力させて盗むというものである。
 この手の詐欺を釣りのフィッシングと同じ発音で、“phishing”
 と言っている。この手の詐欺が広がることで、怪しいサイトと
 判断されてしまうと、購入しないようになる恐れがある。
 では、全うなビジネスをしているサイトはどのようにすれば
 いいのだろうか? 今回は、そういうポイントを考えてみたい。

  “phishing”について、もう少し説明をしておくと、有名
 サイトの名を語ってメールを出し、”パスワード情報の確認を
 行っていますので、下記のURLから、ID、パスワードを入力して
 ください。”といったことが書かれている。この内容に騙されて、
 ホームページにアクセスして氏名やID、パスワードなどを入力
 してしまったり、万が一、そこにクレジットカード番号などの
 項目などもあって、個人情報を盗まれてしまうのである。手の
 込んだものになると、入力後、”パスワードが間違っています”
 と表示して、”本家のサイトのログイン画面”へジャンプする
 ものもある。こうなると、先ほどの入力画面で、単にパスワード
 をタイプミスしたのかな?と思ってしまい、疑いを抱かないこと
 もある。

  こんなphisingメールが出てくることで、信用を失い、ビジネス
 の邪魔されたのではたまったものではない。では、これらの対策
 としては、どういうことをすべきなのだろうか?

  このような問題は、なにもITに限ったことではなく、銀行の
 カードやクレジットカードでもあることである。銀行のカードや
 クレジットカードを申し込むと、注意事項として、”お客様の
 暗証番号をお尋ねすることはありません”と書かれている。これと
 同じことをホームページや申し込み時に記載しておくべきだろう。
 つまり、パスワードやクレジットカード番号をメール等で問い合わ
 せることはないと明記しておくのである。実際、いろいろなオン
 ラインショップがあるが、会員になるときにWebで入力したり、
 購入時に入力し、基本的には、その時にシステムで照合を行って
 しまうので、ショップからパスワードやクレジットカード番号を
 メールで問い合わせてきたり、電話で問い合わせるなどという
 ことはない。

  また、技術的には、広く使われているSSLに対応していることも
 重要になってくる。SSLは、Webブラウザの右下とかに南京錠の
 ロックしたアイコンがでてくるページである。このSSLを使って
 いると、そこで入力された情報は暗号化されて送信されるので、
 第三者に盗聴されても内容が分からないようになっている。また、
 このSSLを使う場合は、通常、第三者の認証機関にSSLサーバ証明書
 を発行してもらうことになるので、そのWebサイトが、実在する
 企業が行っているということを証明することにもなる。
 (但し、証明書発行には、それなりのコストが掛かるので、どの
  ように運用するかは、よく検討すべきである。逆に、自前の
  サーバで運用するのではなく、SSL対応のショッピングモールで
  出店するというのが手軽にスタートする方法でもある。)

  上記のようなテクニカルなことも重要だが、まずは、ユーザを
 安心させるというのは鉄則である。当たり前といえば、当たり前
 なのだが、この当たり前をうまく表現できていないサイトも多い
 のに驚く。

  では、どうすれば、安心できるサイトになるのか? 実は、
 難しく考えることはなく、自分がユーザになって、いろいろな
 サイトを見て回り、どういうポイントで安心できるのかを判断
 すればいいのである。

  よく言われるのは、会社の住所や電話、FAXなどが明記されている
 ことや、クーリングオフの記載、壊れていたときや色が違うなどの
 場合に交換可能なのかどうかなど、購入した後に安心できるかどうか
 というのは大きなポイントである。この辺は、通信販売などと同じで
 法律でも義務付けられていることでもある。

  ITビジネスでも、通常のビジネスと同じ当たり前のことをきちんと
 やるということに尽きるのかもしれない。

【参考URL】

  楽天市場のSSLの説明
  http://www.rakuten.co.jp/ssl.html

  ベリサイン(認証局)のSSLサーバ証明書説明
  http://www.verisign.co.jp/server/first/sslguide.html

  足立明穂 (あだち あきほ)

 ※このコラムの著作権は足立 明穂に属します。
  本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。

 【著者プロファイル】

  足立明穂 (あだち あきほ)
  1962年、京都で生れる。神戸で育ち、社会人になってからは、関東
  で生活していたが、現在は、京都に在住。1992年に米国カルフォル
  ニアに出向し、インターネットに触れる。その大きな可能性に衝撃
  を受け、それ以来、インターネット関連のビジネスに従事。
  プロバイダーの立ち上げ、Webコンテンツビジネス、インターネット
  での動画配信、ポータルサイト構築・運営などを経験。
  現在、これらの経験を活かし、インターネットビジネスでの成功の
  方程式を模索中。また、システム監査を目指して勉強中。
 
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 ■編集後記■

  この週末、現在SP業務を請け負っている小さな企業の、
  いわゆる「花火イベント」として、とある住設機器メーカー
  ショールームで小さなイベントを打ちました。このイベントの
  企画広報運営責任者は私。メーカーから流通、エネルギー某を
  巻き込み、

  こんだけ集客したるわい!
  こんだけ見積とったるわい!
  せやさかい、こんだけ経費かけさしてくんなはれ

  と、大見得切って花火を打ち上げたその結果は「惨敗」。

  落ち込んで結果が変るものなら地球の裏側まで落ち込みます
  が、そんなことしても何も変わらない。
  あんたではアカンから契約打ち切り、といわれれば、とにかく
  酒をあおって寝てから次の動きを考えますが、なぜかなかなか
  契約は切れない。

  となると、今、しなくてはならないことは、この負戦を客観的に
  分析し、次の戦に勝つための新しい戦略をたてること。
  こんなに悔しい思いをしたのは本当に久々です。
  でも私はがんばります。    

  (みさお@編集人)

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 【週刊ITビジネスを”相手ビジネス”にするために VOL:043】

  発  行  日:2004年3月22日(月)
  発行部数 :
  発行回数 :毎週月曜日発行
  発       行:足立明穂
        http://www.livelovelink.com/adachi/
                  akiho@momotarou.com
   編       集:石谷操(りぶらぶりんくドットコム)
                 http://www.livelovelink.com/
                  misao@livelovelink.com 
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