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■「ITビジネスを"相手ビジネス"にするために」047号
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■□ 週刊 ITビジネスを”相手ビジネス”にするために □■
──  http://www.livelovelink.com/adachi/  ─────────────

                      VOL:047
                      発行:足立明穂
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 みさお@編集人です。
 るんるんのお天気だった週末、イラクで拘束された5人も
 無事全員解放されました。読者の皆さんも、ほっとした
 気持ちで存分にご家族と、お友達と、そして恋人と、楽しい
 ひと時を過ごされたことと思います。お仕事だった方も、
 存分に励まれたことでしょう。
 ゴールデンウィークを前に、まだまだ忙しい毎日は続きます。
 今日も新しい朝の空気を思いっきり吸い込んで、さあがんばって
 行きましょう!
 
 さて今日は、前回の「規則性を見直す」に引き続き、その規則
 すなわちルールって何やねん?というところに焦点を絞ります。
 「ルール」は一見不要に見えて、実はそれなりの理由があって
 存在します。もちろん、環境の変化によって、ルールを変える
 必要も出てきます。
 
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 ■ルールは儲けるためにある■

  足立明穂
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  前回のメルマガでは、業務の中で見つけ出した規則性を検証
 することを書いた。そして、その検証を通して見えてくることは、
 一見、ルールに従って動いているようでも、実は、そのルールに
 従っていない実態が明らかになってくることである。では、そう
 いう実態が見えてきたら、どうすべきなのか?今回は、それを
 考えてみよう。

  今更書くまでもないが、ビジネスは、儲けるためにある。誰も
 損をするために商売をしている人はいないはずである。それ故に、
 外に向けては、より多く売れるように工夫し、内に向けては、
 コストダウンや生産性を高める努力をするのである。だからこそ、
 会社の規則では決まっていることに関しても、手間が面倒だから
 ということで、電話で注文をしておいてから発注書を作成したり、
 事後承諾で上司の印を貰うようなことがある。

  しかし、これらのことは、よくよく考えると、会社で定められた
 ルール自体の効率が悪かったり、そのルールができた理由が理解
 されないで形式だけが引き継がれていることに問題がある場合が
 多い。

  筆者の経験だが、社会人1年目にして、生意気にも自分の納得の
 いかない書類手続きは、上司にいちいち説明を求めていたことが
 ある。幸い上司に恵まれたいたこともあり、その書類がなぜ必要
 なのか、どういう経緯でそんな手続きをとるようになっているのか、
 どんなリスクを回避できるのかを説明してもらった。おかげで、
 書類手続きの重要性を深く理解することができるようになった。

  さて、会社のルールが実態と合わないようになっているのであれば、
 そのルール自体を見直し、その手続きのどこに問題があるのか、
 なぜそんな”例外の手続き”が起きるのかを検証すべきだろう。
 ひょっとしたら、後から誰も利用しない台帳を作っているかもしれ
 ないのである。もともとのルールができた経緯や、それによって
 回避されるリスクも検討し、どちらが効率がいいのか、そして、
 どうすれば、顧客に喜ばれる結果になるのかを十分に考えることが
 必要である。ルールを守るのがビジネスではなく、儲けるために
 ルールは存在しているのである。

  実は、筆者は、ここに、重要なITの本質があると考えている。
 なにもコンピュータを使ったり、インターネットで申し込めるのが
 ITではない。”発注数量”や”顧客名”、”在庫数”などという
 情報をどのように効率よく必要な人に伝えられるのか、間違いなく
 伝わるのかが重要なのである。

  社会情勢や顧客の要望も時代の流れとともに、劇的に変化している。
 だからこそ、会社のルールは、本質を見抜いて、改良していくことが
 大切なのである。

 次回は、ルールを改良していくポイントについて考えてみたい。

  足立明穂 (あだち あきほ)

 ※このコラムの著作権は足立 明穂に属します。
  本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。

 【著者プロファイル】

  足立明穂 (あだち あきほ)
  1962年、京都で生れる。神戸で育ち、社会人になってからは、関東
  で生活していたが、現在は、京都に在住。1992年に米国カルフォル
  ニアに出向し、インターネットに触れる。その大きな可能性に衝撃
  を受け、それ以来、インターネット関連のビジネスに従事。
  プロバイダーの立ち上げ、Webコンテンツビジネス、インターネット
  での動画配信、ポータルサイト構築・運営などを経験。
  現在、これらの経験を活かし、インターネットビジネスでの成功の
  方程式を模索中。また、システム監査を目指して勉強中。
 
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 ■編集後記■

  立ち上げ間なしの企業って、しょっちゅうルールが変ります。
  営業戦略から社内運営の仕組みまで、帳票は変るわ、必要な
  武器(企画書とかお客様向けシステムなど)とか、日々見直し
  変更を余儀なくされます。
  
  まあ、この「しんどさ」たるや、想像を絶するものがあります。
  残業とか休日なしとか、物理的なしんどさはもちろんのこと、
  日々、頭が休まる暇がない、という難儀なプレッシャーに
  襲われます。

  取引先もなかなか定着しない、社内の仕組みが定まらないから、
  時にはクレームなんかもある。
  仕事のハードさに耐えられず、やめていく人は多いし、残る
  スタッフはそのケツ拭きにまで奔走せんならん。場合によっては
  利益も出ず、ちょっと今月堪忍や、ということにもなりかねない。

  でもね、不思議とそういう環境が好きで、立ち上げばかり
  やってる人がいるのもまた事実です。あれ、何なんでしょうね?
  儲けるために試行錯誤しながら、ルールを一から作りそして
  結果を出す。
  編集人は、商売って「最も結果がわかりやすいクリエイティブな
  仕事」だと思っています。
  多分、このへんにとんでもなくたまらない魅力があるのかも
  知れません。

  (みさお@編集人)

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 【週刊ITビジネスを”相手ビジネス”にするために VOL:047】

  発  行  日:2004年4月19日(月)
  発行部数 :
  発行回数 :毎週月曜日発行
  発       行:足立明穂
        http://www.livelovelink.com/adachi/
                  akiho@momotarou.com
   編       集:石谷操(りぶらぶりんくドットコム)
                 http://www.livelovelink.com/
                  misao@livelovelink.com 
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