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| ■エコミュージアム大阪平野の街を歩く(2000.8.16 UP DATA) |
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DATA:2000.7.23 大阪市平野区
REPORT: 渡部奈美 (滋賀県立大学 環境科学部 環境計画学科 環境社会計画専攻4回生 ) わたなべなみさんのプロフィール |
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こんにちは。渡部@滋賀県立大です。
この間、エコミュージアム研究会の一環で、大阪平野の町歩きをしてきました。これがまた楽しかったんです(^^)今日はこのご報告をしたいと思います。あまりに楽しくてめちゃ長くなりそうですが(ごめんなさい。((^^;;)、どうぞよろしくお付き合い下さいませ。 さてさて。 平野はエコミュージアムで有名なところです。エコミュージアムってなんぞや、という方のために、ちょこっと説明すると(実は私もそんなにちゃんと知らない…。) 「地域に点在する有形無形の文化財や史跡、自然環境、産業遺産など地域の様々な資産を、あるがままに、あるいはよりよい状態に保全し、住民自らに調査研究をし、保存し、かつ学習して行く活動」 ということです。 ミュージアムという名のとおり、地域のあるがままの姿を「生きた博物館」と見立てて、地域住民の意志と力によって地域を運営して行く活動、なんです。 …難しいですよね(ごめんなさい)。 まあカタイ概念は置いといて、平野の町歩きの話にいきます(-_-;)。 平野には、平野まちぐるみ博物館というものがあります。町全体が、博物館なんです。これがとにかくユニーク。鎮守の森博物館、平野郷民俗博物館、幽霊博物館、駄菓子屋さん博物館、なつかしい生活館etc…博物館が、町のあちらこちらに点在してるんです。 私が訪れた7月23日は、ちょうど常時オープンの13の博物館に加え、年に一度しか開館しないという幽霊博物館の開館日であり(ラッキー。)、全部で45の博物館がオープンしている日でした。研究会のメンバー40人近く(大学の先生や学生さん、行政の方、主婦の方、さまざま。)が、平野駅に集合し、少しお話を聞いた後、地図を渡されて即解散。数人で動くことで、道に迷うだろうことを想定して、そこで地元の人と言葉を交わし、平野のまち(博物館)をめぐってみる、というのが今回の町歩きの趣旨ということでした。 なるほど…。 学校のフィールドワークでもそうですが、団体で町中なんかを歩いていると、住民の方はなんやなんやって感じでちょっと遠めに見てる感じです。数人で調査に行くと好意的に話してくださる方は結構多いのに。あとで振り返っても、今回の町歩きではこの数人で歩くことで得られたものがたっくさんあったように 思います。でも、恐ろしく方向音痴の私は(笑)、既にこの時点で友人に頼りっきりになるだろうことを確信してました…。 さて、私と友人は鎮守の森博物館からスタート。3時間近くかけて、全部で25くらいの博物館を回りました。(全部まわれなかったのが残念。)おもしろかったとこはたくさんあるんですが、特に私のお気に入りは、豆本博物館と町家博物館、あとだんじり博物館、綿の博物館かなあ。 豆本博物館と町家博物館は普通のお宅を公開してるところです。(町ぐるみ博物館のほとんどが普通のおうちやお店を使って何かを展示していたりされてるとこなんですよ!)古い町家の中に、豆本(すごくちっちゃい絵本。ちっちゃいのに絵も字もちゃんと読める!)や古いラジオなんかが展示されてて、そこの町家に昔住んでいたというおばちゃんと、娘さんが案内してくれました。 だんじり博物館と綿の博物館は、街中に点在するお寺うちの一つ、大念仏寺の境内にある小屋のなかにありました。おじさんが「この日のために作った〜」と言いながらミニチュアのだんじりを見せてくれたり(平野のだんじりの形は独特!)綿の博物館では木の小さな機械を使って、綿の種を取るという作業を経験してきました。 お気に入りはこの4つ。 共通しているのは、とにかく案内してくれる方やスタッフの方とめちゃめちゃ話した所というとこでしょうか。みなさんとにかくいい人たちでした(^^)。滋賀から来ました〜っていうだけで話に花が咲きまくってましたし(笑)。たぶん普通に団体で平野を観光しても、会ったり、話を聞くことなんてない人ばかりのはずです。 他の博物館、例えば昔ながらの飴やさんが店先になつかしい飴のパッケージや昔の作り方を展示しているあめ博物館でもそうでした。ちょこっとショーケースを覗いているだけでお店のおばあちゃんが話しかけてきてくれて、昔の飴の作り方なんかを話してくれました。普通に地図を持って歩いているだけで、自転車に乗ったおじさんが、どこの博物館行きたいの?と立ち止まって教えてくれました。(そのおじさんには 何回も会った!(笑))平野のそれぞれの博物館には、看板がないんです。よそからきた人は絶対迷ってしまう。そして、地元の人との触れ合いが起こる、それも狙いなんだそうです。 「住民みんなが町先案内人」 これは町歩きのあとの交流会で平野のまちづくりの中心になっておられる数名のかたのお話の中に出てきたフレーズです。私自身、とても印象に残る言葉でした。交流会で思ったことは、平野のまちづくりは、とにかく「自然体」ということ。関わる人皆が肩肘を張らずに、本当に楽しそうにやっておられる。ムリに住民を巻き込もうとせず、行政や他の民生団体からも距離を置き、自分たちがやりたいこと気楽にやってるだけなのに、このまちは、今ほんとにすごい注目のされようです。いい意味での「適当」な感じがいいのかな。 私自身、平野のエコミュで、まちづくりの原点を見た気がしました。みなさんも、もし興味を持たれた方がおられたらぜひぜひ行ってみることをお勧めします。気づくものがいっぱいあるまちですよ(^^) ちなみにURLです↓詳しいことはここからどうぞ。 おもろいで平野ホームページ http://www.omoroide.com それではでは。 またまた長い文章を読んでいただいてありがとうです。 渡部奈美でした(^^) 渡部奈美 わたなべなみ ※この記事の著作権は渡部奈美さんに属します。本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。 ※この記事に関するご意見ご感想、渡部奈美さんへのファンレターは info@livelovelink.com までお寄せ下さい。 |