| *** Lucyみさおの逃亡日記セブ編:Misao's cebu Report *** |
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【Misao's cebu Report(09)】
=Taoist Temple= |
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DATE:2001.07.27 at Taoist Temple
REPORT&PHOTO:石谷みさお(りぶらぶりんくドットコム) |
セブの高級住宅地、撮影禁止のマリルイサでこっそり豪邸を撮影したのを、通りすがりのニイチャンにチクられ、ガードマンにチクッとチェックを入れられた後、江戸っ子Mr.Neochavessの運転でJ氏とR氏、そして相棒とともに、成功した華僑が多く住む高級住宅地、ビバリーヒルズの中にある道教寺院へと向かった。
道教とは何なのか。実は私も詳しくは知らない。かなり古い時代からの土着信仰に様々な要素が加わって形づくられた、ということもあって、そのルーツを探るのも難しい。中国人の深部に古から息づいてきた思想とでもいえばよいのか。 この高級住宅地の住人が檀家なのだろう。広い敷地に絢爛豪華な神殿が立ち並ぶ。道教独特の色使い。「万緑青中紅一点」とは確か中国の古い諺だったはず、が、ここでは緑青と紅は同じだけの量が 使われている。竜の彫り物しかり。瓦しかり。それ以外のところは、橙と薄黄色が使われているのだから、これはもう、わざと最高に派手に見えるようにしているとしか思えない。 本殿からは、セブの街と海が一望に見渡せる。つまり、この住宅地に住む金持ちたちは皆似たような景色を毎日眺めているということだ。成功者が高台に住むのは、洋の東西を問わない。彼らはそこに住むために成功するのではなく、成功するためには鳥瞰から物を見ることが必要だと知った上でそこに住む。街は中、海は外の世界だ。
「華僑」といえば、裸一貫から大金持ちへ、のイメージがある。彼らは自分の足元から、一歩一歩確実に強い土台を積み重ね、やがて自らの手で築き上げた強固な岩盤の上に立ち、はるか彼方を見渡す。気がつけば、世界中に華僑のネットワークができている。彼らは世界中何処へ行っても商売ができる。経済のグローバル化がどうの、政府がどうの、学校がどうのと言うまえに、ずっとずっと昔から、生まれながらの商人達は、自分達だけの力で世界中で成功を収めてきた。
本殿には陰陽の形をした占い用の木片がある。目をつぶって願いごとをしながらこれを投げ、出た目で成否を占う。 道教の神さん、日本語でえらいすんませんけど、ウチの商売なんとか上手いこといかしとおくなはれ。 ありったけの願い事を心の中でつぶやいて、私は木片を投げた。 石谷みさお(いしたにみさお) セブ島旅行:ワンポイント セブにはいくつかの高級住宅地があります。有名どころでは、私が写真を撮影してチクられたMa.Luisa SubdivisionそしてTaoist templeのある Beverly Drive。 これらの住宅地には必ずゲートがあって、ガードマンが常駐しています。 で、ゲートをくぐるには、IDカード(免許証)をそこに預けなければいけません。この日、私達は江戸っ子Mr.Mの運転で向かったのですが預けたのはセブ人J氏のIDカード。別段問題はないから面白い。 住宅、というか、邸宅ですが、その豪華さには、ちょっと驚きます。この国の貧富の差の激しさを実感しました。 基本的にここは写真撮影禁止なのですが、J氏がかまわないというので(というか、それが目的で行ったので)パシャパシャと撮影しているところを、バイクで通りかかったニイチャンがしっかりガードマンにチクッて、おまけに私達が帰ってくるのをゲートのところで待っていたほどです。 で、まあ、帰りにIDを受け取る際に、「あんたら誰やねん」「写真撮ったらあかんやん」などとチクッとチェックは入れられたのですが、まあ、観光客ということもあって、この程度で済みました。 なんせインドでの経験がありますから、結構ビビッてはいたのですが、J氏は落ち着いたもので、いつもちょっとしたトラブルの時にはこう言っていました。 「大丈夫ですよ、つかまりませんから(^^)」 Lucyみさおの逃亡日記セブ編(10)へ ※この記事の著作権は 石谷みさおに属します。 本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。 ※この記事に関するご意見ご感想、は info@livelovelink.com までお寄せ下さい。 |