*** Lucyみさおの逃亡日記セブ編:Misao's cebu Report ***
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【Misao's cebu Report(19)】
=I got the Geepney!!=
DATE:2002.07.29 at J.Panis.ST
REPORT&PHOTO:石谷みさお(りぶらぶりんくドットコム)


オフィスの西側をJ.Panisストリートが走る。セブ市中心部へはこの道を南に下る13-Bのサインが描かれたジープニーに乗ればいい。手を挙げればどこでも止まってくれる。もし目当てのジープニーが来なくても、少し歩けばガイサノCモールもある。あそこに行けば必ず乗ることができるだろう。

歩道を歩く私の左を沢山のジープニーが通り過ぎる。あれも違う、これも違う。車体に「CARBON(カルボン)」と描かれたものは多いけれど、サインが求めるそれではない。できれば綺麗なものに乗りたいな。運転が上手ならいいな。男前の運転手ならもっといいな。上手く乗れるかどうかもわからないのに、期待はどんどんふくらんでいく。

あと数メートルも行けばガイサノだ。目的のジープニーはやってこない。道路で手を挙げて乗ることをあきらめかけたその時、黄色い車体に大きく赤で「CARBON」と描いた一台のポンコツジープニーが走ってきた。

「これや!」
私がすかさず手を挙げた。そして、急ブレーキでストップしたジープニーの運転席の窓に飛びつき、そこから頭を入れて運転手に大声で尋ねた。

「どぅゆう ごうとぅ かるぼん まあけっと?」
アブドラー・ザ・ブッチャーそっくりの運転手は一瞬あっけにとられていたが、ゆっくりうなずき、後部席に座っていたおばちゃんも、「カルボンカルボン」と言って私に教えた。

完璧や!

私は「OK!」と言って走ってジープニーの後ろに回り、頭をぶつけながら乗り込んだ。乗客は皆ヘンな顔をして私を見ている。しかし、そんなことは一向に気にしない。とにかく私は自分でジープニーをゲットした。さあ行くぞ!カルボンマーケット!

石谷みさお(いしたにみさお)


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