*** Lucyみさおの逃亡日記セブ編:Misao's cebu Report ***
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【Misao's cebu Report(21)】
=Where is here ?=
DATE:2002.07.29 at Escano.ST
REPORT&PHOTO:石谷みさお(りぶらぶりんくドットコム)


通りの名前はわかる。けれど、東西南北がわからない。大きな通りに出て誰かに尋ねればいいものを、興味に引かれてカルボンマーケットそっちのけで、市場の奥へと入り込んだ。どうやらこの界隈はセブの一大マーケットプレイスらしい。通りの両側には沢山のスモールショップが軒を連ね、その間の細い道をジープニーからトラックまで、遠慮無用に入ってくる。

どんなにがんばってもトラック一台しか通れない。そんな市場の通りに荷を積んできたトラックが連なって止まり、そこで荷卸を始める。後ろから入ってくるトラックは無理やりその前へ出ようとハンドルを切る。そんなトラックと人が団子になった市場の入り口は、ものすごい活気に満ちている。けれど、不思議なことに客引きはない。店を出している人たちは掛け声一つ出さずに、世間話に興じている。

きつい日差しに参らないように、頭にタオルを巻いた。すれ違う人が時折こちらを振り返る。顔立ちがどこから見ても日本人。それでなくても目立つのにこの格好はなおさら目立つ。しかし、気にしてはいられない。ジープニーやトラックの間をすり抜けて、漸く広い通りに出たところで交差点に立つお巡りさんを見つけた。これで場所が確認できる。近づいてみると、なんて若くてハンサムなお巡りさん!けれど、タオルを巻いたこの姿に恋のキューピットは矢を刺さない。

カルボンマーケットはこの市場の並びにある生鮮市場。2ブロックも歩けばそこに出る。一体何があるのやら。期待に胸膨らませ、頭のタオルを巻きなおし、市場の様子を撮りながら私はカルボンマーケットへと向かった。

石谷みさお(いしたにみさお)


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