*** Lucyみさおの逃亡日記セブ編:Misao's cebu Report ***
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【Misao's cebu Report(22)】
=Cerbon market=
DATE:2002.07.29 at Carbon market
REPORT&PHOTO:石谷みさお(りぶらぶりんくドットコム)


黒い子豚を連れて歩く若いニイチャンを追いかけ写真を撮る。何かを踏んづけて「あら、ごめんなさい!」と謝った相手は生きた鶏。店先には銀色に光る魚、生きた鶏、そして子豚まで、まさしく「新鮮」な食品が並んでいる。港の一大マーケットプレイスの中で、長さ100mもないような短い通り。ここがカルボンマーケット。セブ随一の生鮮食品卸売市場。

なんとか正面から写真を撮りたい。けれど、どうにも根性が出ない。 生きた豚、生きた鶏、実は怖い。撮った写真は後姿ばかりになった。このままここを後にするわけにはいかない。なんとか正面から写真を撮れないものか。
私はカメラのファインダーをのぞきながら、市場の奥へ奥へと入っていった。

気がつけばそこは店影まばらな裏通り。カルボンマーケットはとっくに通り過ぎ、なにやら見当違いな場所に立っている。行くか、戻るか。戻るのもチト怖い。ならばこの際、どんどん行くか。行けばどこかまた広い通りに出るだろう。私は裏通りをもっと奥へと進んだ。

だんだん道幅が細くなってくる。向こうには小さなバラックが立ち並んだ細い路地が見える。ヤバイかな?でも、小さな子供服をつるした店がある。きっとここも市場の一つ。私はカメラを抱えて路地の奥へと入ろうとした。その時。

路地の入り口でビリヤードを楽しんでいた数人の男が声をかけて私に近づいてくる。ヒエッやられる!と、思ったのもつかの間、三人の男達に囲まれて、私はそこで動けなくなっていた。





石谷みさお(いしたにみさお)
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