*** Lucyみさおの逃亡日記セブ編:Misao's cebu Report ***
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【Misao's cebu Report(24)】
=What's your name?==
DATE:2002.07.29 at Fort San Pedro Park
REPORT&PHOTO:石谷みさお(りぶらぶりんくドットコム)


マーケットプレイスを抜けて、港のバックヤードを撮影したあと、サンペドロ要塞へと向かった。まだ2時間くらいしか歩いていないのに、随分と疲れていた。セブの日差しと車の排気ガスは想像以上に体力を消耗させる。日本の感覚で歩いていては長くは持たないだろう。

サンペドロ公園についたところで、一休みすることにした。公園は美しく整備されていて、木陰はとても気持ちがいい。タオルを頭からはずして、くしゃくしゃになった髪と顔の汗をぬぐう。ところどころに学生の姿が見える。公園で読書やおしゃべりをするのはどこの国でも同じだ。

広場では、幼稚園か保育所か、小さな子供達が椅子を並べて、なにやら課外授業のようなことをしている。傍には大きなスクールバスが停まっている。そこそこの家庭の子供達だろう。胸には大きな名札をつけている。
子供達にとって、異邦人はたまらない興味をそそるモノらしい。動物園のパンダも、見知らぬ国から来たオバチャンも、この子達にとっては同じだ。さっき写真を撮ったときもそうだった。最初は遠目に見ている。そして誰か一人が話しかければ、あっという間に、そこらじゅうの子供全員が周りを取り囲む。
一番最初に話しかけるのは、おしゃまな女の子と相場が決まっている。

子供達がそこらじゅうを走り回る中、ピンク色のワンピースを着た巻き毛の女の子が私の隣に座った。たまにはこういうのもいい。子供の英語なら、私にだって理解できる。さあ、なんでも聞いてきなさい。話してきなさい。オバチャンが見知らぬ異国の話を教えてあげよう。

余裕綽々でその子に「名前なんちゅうの?」と尋ねた瞬間、その子はセブアノ語でペラペラと何かを喋り出し、そして周りにいた子供達が一斉に私を取り囲み、それぞれがセブアノ語でうわーっと、われ先にと話しかけてきた。


石谷みさお(いしたにみさお)
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