*** Lucyみさおの逃亡日記セブ編:Misao's cebu Report ***
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【Misao's cebu Report(25)】
=Osaka like here=
DATE:2002.07.29 at Downtown
REPORT&PHOTO:石谷みさお(りぶらぶりんくドットコム)


サンペドロ要塞を見学した後、もう一度ダウンタウンに戻った。
ダウンタウンの中心部を東西に「コロン通り」という名の通りが走っている。この通りは、フィリピン最古の通りとも言われている。通りの西には南北に走るオスメーニャ通り、東にはジャクソン通りがあり、この三つの通りで囲まれた場所とその周辺が、いわゆるセブの「ダウンタウン」だ。コロン通りとオスメーニャ通り、ジャクソン通りが交差する二つの交差点は、多くの人であふれかえっている。物乞いの子供もいる。さすがにここで信号無視はできない。

ダウンタウンの建物のほとんどは、初めて見る人にとっては、まるで廃墟のように見えるだろう。恐らく多くは、アメリカ統治時代の産物だ。建物の造りは悪くはない。もしきちんと手入れをすれば、素晴らしい眺めのストリートができるだろう。しかし、そうしないのが、この街流なのかもしれない。それはそれで面白い。

見た目は廃墟のようでも、中身はとても生き生きしている。人々はこのビルで商売を営み、そのビルに入れない人は、歩道の脇に店を出して商売をしている。行きかう人の量は半端ではない。雰囲気はどことなく大阪のミナミ、天王寺あたりに似ている。インドもそうだった。時折、雑然とした街の風景に出会うと、私はいつもそう感じる。奇妙なアジアらしさが大阪にはある。若い頃、私はよくミナミで遊んだ。おかげで、なんの抵抗もなくその街の雰囲気に馴染むことができる。

人ごみの中を歩き、歩道の脇に並ぶ小さな出店を見ながら、私は明日のパフォーマンスYour name in Kanji をやるのは、ここ以外にない、と感じた。人の多さ、そして出店の様子、何よりもこのダウンタウンの雰囲気。私は早速、地図に印をつけた。


石谷みさお(いしたにみさお)
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