*** Lucyみさおの逃亡日記セブ編:Misao's cebu Report ***
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【Misao's cebu Report(26)】
=Keep walking=
DATE:2002.07.29 at Uptown
REPORT&PHOTO:石谷みさお(りぶらぶりんくドットコム)


フェアマートの隣にあるマクドナルドで休憩した後、オスメーニャ通りを北上した。恐らくセブ市内で一番広い通りだろう。コロン通りを曲がってしばらくは小さな出店が続くが、Sanciangko.STを超えれば、 全く違う様相になる。
フィリピン開発銀行、中央銀行、門番のいる学校、市民病院、都市銀行。オスメーニャ通りを北上するにつれ、街の様相はだんだんと都会的になってくる。この界隈がいわゆるアップタウンだ。交通量はとても多い。ジープニーも走っているが、それ以上に(変な言い方だが)いい車が多い。街の開発はかなり進んでいるのだろう。
オスメーニャ通りには何か面白いものがあるわけでも何でもない。行き着く先はオスメーニャサークルだけ。もちろんその界隈には百貨店もあるが、そんなものに興味はない。

アップタウンの中心的位置にサークル型のロータリーを設ける都市設計は、インドのデリーと似ている。デリーの場合は、北のオールドデリーから、コンノートプレイスを経由して南にニューデリーが広がる。実際、中心になっていたのは、インド門だったか。大統領官邸からも、ネルー博物館からもインド門が真正面に見えた。

一年前、インドで私は、すべてから守られた旅をした。ほんの少しの距離すら歩こうとはせず、スポットとスポットを運転手付の車で移動した。それはそれで良かった。けれど、心のどこかに物足りなさが残っていた。もし何もなくても、それはそれで構わない。心に物足りなさを残すより、今、歩けるのなら、歩いていこう。

オスメーニャ通りには思ったとおり何もなかった。
けれど私は、ダウンタウンからアップタウンへと変わる街の風景と微妙な空気の違いを充分に肌で感じとっていた。


石谷みさお(いしたにみさお)


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