| *** Lucyみさおの逃亡日記セブ編:Misao's cebu Report *** |
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【Misao's cebu Report(37)】
=My 37th birth day= |
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DATE:2002.07.30 at C-mall
REPORT&PHOTO:石谷みさお(りぶらぶりんくドットコム) |
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ガイサノCモールで今日稼いだ金を飾るために、稼いだ金より高い額を買い、そのまま、R氏たちと一緒に、同じモール内にある焼肉レストランへ向かった。朝飯を食ったきり、飲まず食わずだったので、腹はぺこぺこ、喉はカラカラに渇いていた。
「いっぱい食べてください。飲み放題もあります。」 車なのでビールの飲めないJ氏に勧められ、悪いなあと思いつつも、我慢できず、ソフトドリンクを手にした男性四人と一緒に、ビールで乾杯し、今日のことを話した。 J氏は私達がセブに来る少し前、東京で、相棒にYour name in Kanji の計画を聞かされていた。しかし、その時は冗談だと思っていた。万が一、やるとしても、もっと高級な、もしくは安全な場所だと思っていたらしい。相棒は大きなプロジェクトのマネージャーで、A社にとってはVIPであり、どう考えてもそんなことをするなど信じられなかったのだろう。 なぜ私達がYour name in Kanji をしたのかは、あえて説明しなかった。 今日のことだけで、その根っこにあるものをわかって貰うのは難しい。 人脈もない、信用もない、看板もない、場所もない、道具もない、おまけに言葉もそれほど上手くない、ないないづくしの中で、自分の身についたほんの少しの特技をつかって、その場所で通用するカネを稼ぐ。それが私達のMake Moneyだ。 「いやもうね、あんな地べたで頭下げて商売したら、何でもできると思うようになりますよ。」 相棒は上機嫌で肉を食いながらそう言って笑った。皆にその意味が上手く伝わったかどうかはわからない。 三年前のある時期、そう思うことでしか救われないような状況が奴にはあった。私はいつも言い訳をしていた。アレが無いからコレが無いから。どん底でも、何もなくても、それがどんなに不細工なことでも、それでも何とかなる、できる。三年前の突拍子もない思いつきからはじめたこの路上商売は、私達にいつもそのことを思い出させる。この気持ちを忘れない限り、チャレンジを続けられる。 いろんな話をしながら、随分と酔っ払ってしまった。 相棒は食うだけ食うと、椅子に座ってうたた寝を始めた。その脚を何度も何度も蹴っ飛ばして起こしながら、心地酔いとR氏たちの話す聞きなれない言葉にモーローとする意識の中で、いい誕生日だったな、とぼんやりと感じていた。 石谷みさお(いしたにみさお) Lucyみさおの逃亡日記セブ編(38)へ ※この記事の著作権は 石谷みさおに属します。 本人に許可なく転載、転用等をすることを禁じます。 ※この記事に関するご意見ご感想、は info@livelovelink.com までお寄せ下さい。 |