***ゆうゆのニュージーランドリポート: 羊歯の国を翔ける! ***
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【羊歯の国を翔ける!(19) 】
=アカロアにて(上)週末=
REPORT & PHOTO:松岡ゆう(龍谷大学社会学部四回生)
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週末、ホストファミリーの別荘へ行くことになった。
別荘はクライストチャーチから約40km離れたアカロアにある。アカロアは、リゾート地だ。家族だけで行くのかと思えば、友人もたくさんやってくるという。金曜日、学校が終わると、この日は珍しく寄り道をせずに家へ帰った。夕食をとって、アカロアへgo!家を出たのが7時半ごろ。アカロアに着いたときはすでに日が落ちていた。アリサとちょっとゲームをして(誘われれば断らない)、すぐ就寝。

次の日、10時すぎからボートを引き連れた車が2台やってきた。そしてまたワンボックスカーが1台。ホストファミリーの友人2家族と、旅行中のデンマーク家族1組(知り合いになってアカロア行きを誘ったらついて来たらしい)。総勢15名。うち日本人は1名。次々紹介されたが、とても名前を覚えることができなかった。記憶力より集中力のなさに落ち込む。

ファームステイ先で散々の結果に終わってしまった会話も、ホームステイ先ではスムーズに流れ、必要なこと、伝えなければならないことは全て会話できていた。おそらく、イントネーションが問題だったのだろう。ところが、T対1の会話なら何とかついていけても、英語が四方八方に飛び交うと、とてもついていけない。こんな中で生活していたら、英語も早く身に付くだろうと思いつつ、息苦しくなってビーチに行くことにした。

別荘は、ビーチのすぐそば。小高い丘の上に建っているので海を見下ろすことができる。こちらの人が別荘を持つのはそれほど珍しいことではないそうだ。リゾート地でも500万円ほどで建てられるという。

テクテク浜辺へと歩き出す。この日はよく晴れた気持ちいい一日だった。何人かが泳いでいた。海を見てボーっとする。さわやかな風が吹き抜ける。ホストファミリーやその仲間の家族を見て、ふと自分の家族は元気だろうか、と思った。1時間くらい海を眺めて家へと戻った。

みんなは結構私を気にかけてくれて、色んな話へと誘ってくれる。
「話が分からん。。。」と思いつつも、「これが生きた勉強だ!貴重な体験だ!」と萎えそうになる気持ちを奮い立たせて、必死に喋る、笑う、食べる!
…でも、よく分かってないのだけれども…。
たくさんの人に囲まれ、全く日本語を話さずに英語漬けになった。頭は混乱しているけれど、それなりに苦しくて楽しい。そうして長い一日が終わった。

翌日、またしても話をよく飲み込んでいないのだが、誘われるがままに、友人夫妻、デンマーク家族、ホストマザーと一緒にボートに乗せてもらった。まさか、これからあんなことが起きようとは…。
夢にも思わなかった光景が、目の前に現れたのである。 (後編に続く)

まつおかゆう

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