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■【ゆうゆの龍谷大学瀬田キャンパスリポート(11)】
   =普通の生活の中にある大きな価値=(2002.1.10 UP DATA)
DATA:2001.12.23 in 龍谷大学瀬田キャンパス
REPORT&PHOTO:松岡ゆう(龍谷大学社会学部社会学科3回生)
まつおかゆうさんのプロフィール

環境社会学という授業を取っています。
公害問題や環境汚染についてが主なのですが、先生が幅広い知識を持っているので、社会問題全般が講義の対象となっています。今までも宗教、マス・メディア、政治、産業など多岐に渡る話があり、大変興味深いです(もっとも純粋に環境を学びたいと思っている学生には不満があるでしょうが…)。

ある時の授業中、先生が次のように言いました。社会問題はいかにして発生し、人々の議論の対象になるのかが話として挙げられている時でした。

「『社会問題の構築』という本があるんですよ。」

黒板に本のタイトルと著者を書いてくれましたが、出版社名は思い出せないということでした。

「興味のある人は読んでみてください。」

それで、この本の話は終わってしまいました。

「社会問題の構築」。この響きに興味を抱いた私は、なんとしても手に取ってみたいと考えました。そこで、インターネット書店でこの本を検索してみると、一瞬で出てきました。さっそく、出版社名と値段をチェックしました。

「ムムム…。高くて買えない…。」

さて、ここからどうしよう?どこに行けば、手に取ることができるだろうか…。考えた挙句、図書館にないか探してみようと思いました。図書館に検索用のパソコンがあるので調べてみると…。

「おっ、あるじゃないか!しかも瀬田に!」
(深草の方が図書館の規模は大きいので瀬田にない場合もよくあります。)

しかし、残念なことに貸出中でした。探しあてたのに、実物を見れず悔しさが残りますが、今は諦めるとしよう…。だって、新たな発見をしたのだから…。

つまり、大学の図書館のすごさを改めて感じたのです。こんなに専門的な書物が数多くあるとは思わなかったんです。先生が言った本がちゃんと置いてある。読みたいものをちゃんと読める環境がある。これはどこの大学の図書館でも当然のことだと思いますが、その「普通のこと」を私は意識していなかったのです。日常生活のごくごく身近なところに求めている情報はあるのですね。一見素朴だと思われる生活の中にこそ、大きな価値があることを知った出来事でした。

それでは、また次回、お会いしましょう。See You!

《参考》『社会問題の構築−ラベリング理論をこえて』
J.I.キツセ、 M.B.スペクター著、マルジュ社、1990年、本体価格4500円 

まつおかゆう

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