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■【ゆうゆの龍谷大学瀬田キャンパスリポート(22)】
   =授業(1)宗教=(2003.2.7 UP DATA)
DATA:2002.1.22 in 龍谷大学瀬田キャンパス
REPORT&PHOTO:松岡ゆう(龍谷大学社会学部社会学科4回生)
まつおかゆうさんのプロフィール

4年間で約60科目の講義を受けました。
その中からいくつか紹介しながら、龍谷大学の魅力と講義で学んだことを伝えたいと思います。

本学は仏教校でとても有名です。周囲からは「お坊さんの学校」と思われているようですが、実際にキャンパスで勉強している在学生にはその意識はあまりないように感じます。もちろん、「パソコンの自習室でお坊さんがネットしてたよ〜」という話も聞きます。しかし、瀬田キャンパスでは仏教専門の学科がなく、また国際関係学部があるため、留学生をよく見かけるので、「お坊さん」という気が全くしません。

1年生では必修科目に「仏教学」があります。入学当初は、「やっぱここは宗教の学校なのかなぁ」とよく思っていたし、友達とも、「宗教があるからって、必須にするのはやだね〜」と話していました。 履修要綱を見たときも、
「世界の宗教」
「現代社会と宗教」
「生活の中の宗教」
「宗教学概論」
など、開講される授業に宗教関連が多いような気がして(実際はそんなこともない)、なんとなく否定的でした。というのも、私は特に宗教を意識したことがなかったからです。宗教に関心がなかった、と言っていいかもしれません。

けれど、「仏教学」を受講してみると、思ったほどつまらない授業ではなく、仏教の基本知識や釈迦の言葉など、今まで曖昧に知っていた事柄がよく理解でき、とても面白いものでした。「つまらないなぁ」と思うだけでは、もしも面白い話題があったとしても見過ごしてしまいます。宗教に関する知識がほとんどなかった私にとって、1年生で受講した「仏教学」は、今から考えてみると、とても貴重な講義だったなぁと思っています。

私が大学で学びたかったこと。それは様々な視点を知ること。世の中で起こっている出来事を正しく判断・理解するためには色々な角度から物事を見るような、多角度の視野が必要であると思いました。入学当初、敬遠していた宗教という分野。しかし、避けてはいけない。なぜなら、宗教は、正しく理解されなければ、偏見や他者排斥の温床となる可能性があると思うからです。

仏教校なのだから、宗教の方面に長けた教員がたくさんいるはず。
それを拒んでどうするのだろう。

そう思ったのが3年生のときでした。それから「仏教学」以来、一度も手をつけなかった分野を勉強することにしました。時間割の半分近くは「宗教」の名がつく授業だったり、「宗教学辞典」を手に取ったり、宗教から離れていた頃からは考えられないような行動をしていました。

宗教色が強いということは、それだけ専門家がたくさんいるということ。うわべだけの学問ではなく、問題を掘り下げて追究する授業があるということ。そんな風に捉えれば、逆にこのような学校に来た甲斐があるなぁと思いました。学校の特色を活用しないのはとてももったいないことです。やってみようと思えば、何でもできます。これこそ、自主性が尊重された大学のよさのひとつです。

まつおかゆう

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