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■Lucyみさおの逃亡日記タイ・バンコック編 NO:20 いざ行かんアユタヤへ■
ホテルを出てメータータクシーを拾い、ファランポーン駅へ向かった。今日はこれから鉄道でアユタヤへ行く。

当初アユタヤ行きは予定していなかった。
バカ高いツアーに参加するほどの予算もなかったし、一人で鉄道に乗るなんてことは考えもしなかったからだ。しかし、昨日のマハチャイへの旅で、「鉄道に乗る」ということに対する私のストレスは、すっかり消えていた。
「なんとかなるやろ」
そう、気持ちさえ定まれば、旅はなんとかなる。

ファランポーンからアユタヤまで約一時間半。急行とか鈍行とか、1等とか2等とか、列車の種類や座席の等級もあるのだろうが、そんなことは知ったこっちゃない。ツーリストデスクの兄ちゃんに言われるまま、乗車する列車を決め、何も考えずに、一番安い3等15バーツのチケットを買った。

発車まではまだ少し時間がある。その間に、バンコックについてから一度も連絡をしていなかった自宅に国際電話を入れ、一回2バーツのトイレになぜかニ回も入り、駅員に何度も何度もチケットを見せては、ホームを確認し、無事アユタヤ行きの列車に乗り込んだ。

日本から持ってきたガイドブックに掲載されているわずかな情報と、ここで買ったバンコック地図の隅に小さく載っている"おまけMAP"。これだけが、今、私が持っているアユタヤ情報のすべてだ。

アユタヤに着いたら、あの白タクのおっさんに言われたようにまず最初にレンタサイクルを借りよう。"足"さえ確保できれば、あとはきっと何とかなる。

9時10分。列車は定刻どおりに発車した。

NO:21 あゆたや?
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