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■Lucyみさおの逃亡日記番外編ベトナム・ハノイ-サパ編 NO:7 一夜限りのルームメイト■ |
「あいやー!」
♪ちゃんちゃらちゃんちゃんちゃんちゃんちゃん〜♪ とってもコミカルで、チャーミングな水中人形劇を堪能した後、19時半にホテルへ戻る。 マネージャーに手渡された列車のチケットは22発ラオカイ行き。てっきり21時だと思い込んでいた私は、だぶついた1時間に、ホテルスタッフとバカ話を楽しみ、タクシーでハノイ駅へ向かった。 駅前の喧騒たるや旧市街の比ではなく、屋台はあるわ、バイクはもの凄い数がタムロしているわ、ホームに入ろうとしても、人がうじゃうじゃいるわで、入り口ドアにたどり着くまでが一苦労。チケットを見せて漸くホーム(というか線路が並んでいるだけ)に下りた後、一番奥のホームに止まっている今夜の寝台車までとことこ歩き、どうにかこうにか、乗り込んだ。 4人用個室のソフトスリーパーは想像以上に具合がいい。 私はすぐさま荷物を整理し、シートにストールを敷いて、ベッドメイク完了。その後、もう一度ホームに下りて、怪しげなおっさんに1000ドン払い、ドアも閉まらん、電気もつかん、足元びちょびちょ、虫がパンツの中に入ってくる、そんな便所で用を足し、出発後に飲むビールを売店で買って、再び車内に戻った。 まだ私のほかには誰もいない。 いったい、どんな人と相部屋になるんやろ? 英語が通じたらええなあ。素敵な人やったらええなあ。 そんなことを考えながら、立てひざを立て、まるで賭場のサイコロ師みたいな格好をして、ウォークマンを聞いていると、ドカドカと男が3人、中国語らしき言葉で大声で喋りながら個室に入ってきた。 そして私を見た瞬間。男達は突然黙って立ち止まり、何も言わずにすーっと個室から出て行った。 どうやら部屋を間違えたらしい。 私は気にもとめず、ウォークマンを聞きながら、出発の時刻を確認した。やがて出発の5分前、あの男達3人が困ったような顔をして個室に入ってきた。 それぞれに荷物を整理し、今夜の寝場所をセットする。やがて、列車が動き出すと、彼らはドアを閉め、鍵をかけ、ウィスキーを紙コップに注いで飲み始めた。テーブルやベッドに、つまみやテイクアウトの料理が広がる。 そうか。 私は漸く事態を把握した。 ウチらは、今夜一夜の「ルームメイト」。 確かに、こんなこともあるやろうと覚悟はしていた。 けれど、カーテンもないこのソフトスリーパーで、見ず知らずの男3人と共に個室に鍵をかけ寝るやなんて。 まあええ。いざとなったら。 私は思考回路をストップさせて、とりあえずビールを思い切り喉に流し込んだ。 ■寝台車■
ハノイ⇔ラオカイ間は列車で約8時間。
朝出て夜につくものから、夜出て朝につくものまで多種多様。 ホテル代をケチって時間を有効に使いたいなら寝台車はもってこいです。 列車には色々あって、同じ列車の違う車両にはかの有名なビクトリアトレインとか、旅行社が確保している外国人向けの車両とか、私が今回乗った4人部屋ソフトスリーパーとか、6人部屋ハードスリーパーとかまあ、いろいろあります。 ソフトスリーパーは旅行社にチケットの手配を頼んだ場合は片道$15 ちょっと割高ではあるけれど、確実。 私はホテルを予約する際にチケットの手配もお願いしていたので非常にスムーズでした。 ただ、帰路、ちょいと面白いことがあったので、それはまた帰路の日記に書きます。 お楽しみに!(^^) NO:8 ゆっくりおやすみ |
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