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■メールマガジン「Lucyみさおの逃亡日記番外編ベトナム・ハノイ-サパ編」に関して
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■Lucyみさおの逃亡日記番外編ベトナム・ハノイ-サパ編 NO:12 サパの夜■
夕方、ホテルに戻り、コートを着たまま、またベッドにもぐりこんだ。二時間ほどうつらうつらした後、部屋よりはマシ、でもやっぱり寒い食堂で、炒飯、ウナギのフライ炒めと共にビールを飲み、近くのホテルへ黒モン族のショーを見に出かけた。

真っ暗な町は、相変わらず深い霧に包まれ、ところどころに街灯がぼんやりとまあるく光っている。その明かりの下を、黒モン族の小さな女の子たちが数人のグループをつくり、キャッキャとはしゃぎながら、何をするわけでもなく、歩いている。

夕方近く、ホテルに戻る前に、バスで自分たちの村に帰る黒モン族の集団を見た。他の人達も、教会前でバスを待ち、それぞれの村へと帰っていった。

ただ、この子たちだけが、霧深い夜の街を歩いている。

西洋風外観のホテルの地下にある、大きなバーに入ると、ステージを囲んで観光客達が退屈そうにショーを眺めていた。その座席のあちらこちらで、観光客に混じって、勝手に出入りしているであろう、小さな黒モン族の女の子たちが、キャッキャとはしゃいでいる。

ショーは10分程度の出し物が次から次へと繰り広げられる。それは、たわいもない、エンターテイメントというにはあまりにもたわいもない内容で、タイガービールを片手に私は少し疲れ始めていた。やがてショーは終了し、バーは照明を落として、天井のミラーボールをくるくるさせ、一気に大音量のディスコへと変身した。

私はそそくさとバーを後にし、霧深い夜の町を、ホテルに戻った。相変わらず、小さな女の子たちのグループがキャッキャとはしゃいでいる。
いったいあの子たちは、ここで何しとるんや。
いったいどこで寝るんや。
すれ違う無邪気な後姿を、私はただ、ぼんやりと眺めていた。

さっきのバーで飲んだビールで、ほんの少し身体は温かかった。今までビールは身体を冷やすものだと思っていたが、これほどの寒さの中では、アルコールとして身体をしっかり温めてくれるんだ、ということを初めて知った。

この町に住んでたら、ウチは絶対、アル中やな

そんなアホなことを考えながら、私は明日早朝のチェックアウトのために、部屋中に干していたまったく乾かない洗濯物を畳んだり、荷物の整理をしたりした後、シャワーも浴びず、コートを着たままベッドにもぐりこんだ。 


■サパの夜■

【少数民族のショー】

ホテルの名前は、忘れてしまいました。
多分、バンブーサパホテル。
間違っていたらごめんなさい。

ここの地下にある大きなバーで、週末に少数民族のショーをやっています。チャージはなし。ドリンクを何か注文すればオッケイです。ショーの内容は、民族楽器の演奏や、ダンスなど、一演目10分程度のものがいくつも続きます。
    
【サパの夜】

私は基本的に、一人で夜出歩くことはないのですが、今回たまたま少数民族のショーが徒歩3分ほどのホテルでやっていたので思い切って出かけました。サパのこの夜の風景は昼間とはまた違った思議なイメージで何ともいえず美しい。霧に光る街灯の明かりと、霧の中から聞こえるはしゃぎ声の視覚と聴覚のコントラストはまるで中世の御伽噺のようでした。

NO:13 荷物はどこへ



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